2017年度 主催公演ラインナップ(コンサートホール)

未来への窓 Window to the Future
記念の年にふさわしい、個性豊かで華やかなラインナップをご堪能ください。

1997年9月10日のオープニング・コンサート、小澤征爾(指揮)サイトウ・キネン・オーケストラ《マタイ受難曲》で産声を上げた東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルは、多くのアーティストの方々が奏でた音楽によって育まれ、20年を経た現在、変形ピラミッド型の高い天井が印象的な独特のフォルムと、天然木の内装がもたらす優れた音響で、日本を代表するコンサートホールの一つとして世界的にも高い評価をいただいております。
開館20周年となる2017年度の主催公演は、この間様々なシーンで当ホールを彩ってくださったゆかりのアーティスト、印象深い名演を残したアーティストのなかから、ホールの豊饒な音響空間と親和性の高いさまざまな編成と、故 武満徹芸術監督が掲げた「未来への窓 Window to the Future」のヴィジョンに合致した内容を集めました。記念の年にふさわしい、個性豊かで華やかなラインナップをご堪能ください。

2017年度 B→C(ビートゥーシー)ラインナップ

音楽界を担う新しい才能を発見
若手日本人アーティストによるリサイタルシリーズ

リサイタルホールでは、若手日本人アーティストによるリサイタルシリーズB→C(ビートゥーシー:バッハからコンテンポラリーへ)が2017年度末には200回を数えます。名物企画として20年、過去の出演者たちは、現在では楽壇に欠かせないそれぞれの楽器を代表する演奏家として充実した活動を続けておられます。これからの音楽界を担う新しい才能を発見することもまた、私どもの使命であり、喜びとするところです。
2017年度も選りすぐりの10組が登場。強烈な個性とバラエティに富んだ楽器の魅力をお楽しみください。