公演スケジュール

その音、衝撃波。
豊穣かつ過激な西村朗の弦楽四重奏曲の世界。新作世界初演も。

2007年5月21日[月]19:00 コンサートホールアルディッティ弦楽四重奏団『西村朗 弦楽四重奏曲全集』
アルディッティ弦楽四重奏団 [出演]
アルディッティ弦楽四重奏団
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二人の鬼才作曲家のかけあいも楽しみ。
西村ピアノ曲の秘密に迫る充実の音楽講座。

2007年5月22日[火] 19:00 リサイタルホールレクチャー・コンサート『西村朗 ピアノ曲の世界』〜作曲者が語る ヘテロフォニーとその展開〜
中川俊郎 西村朗 [出演]
中川俊郎 西村朗
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その響き、渦巻く光。
聴く者を異次元の興奮に導く西村朗のオーケストラ曲。2曲が日本初演。

2007年5月25日[金] 19:00コンサートホール西村朗 オーケストラ作品展『光と波動の交響宇宙』
飯森範親 竹澤恭子 [出演]
指揮:飯森範親
ヴァイオリン:竹澤恭子
ピアノ:白石光隆/小坂圭太
NHK交響楽団
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過去最高の応募作品数の中から、いかなる才能が現れるか。世界が注目する作曲コンクール。

2007年5月27日[日] 15:00コンサートホール2007年度武満徹作曲賞 本選演奏会
[出演]
審査員:西村朗
指揮:岩村力
東京フィルハーモニー交響楽団
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コンポージアム2007について
武満徹作曲賞
2007年年度 武満徹作曲賞審査員 西村 朗
世界中の若い世代の作曲家に管弦楽曲の創作を呼びかける「武満徹作曲賞」の本選演奏会を核とした、東京オペラシティの同時代音楽フェスティバル「コンポージアム」が、2年間の休止を経て再開します。

「武満徹作曲賞」は、ただ一人の作曲家が審査員をつとめるというユニークさと、受賞者のその後の活躍などにより、今や世界的に知られている作曲コンクールです。9回目となる2007年は、現代日本を代表する作曲家の一人、西村朗(にしむら・あきら)を審査員に迎えます。今年は、世界42カ国、156作品(いずれも過去最多数)もの応募がありました。湯浅譲二(2002年)以来2人目の日本人審査員となる西村朗が、いかなる才能を見出すかにも注目が集まります。

あわせて、西村朗自身の音楽世界も紹介します。アジア的な宇宙観と、トレードマークともいえる「ヘテロフォニー」という語法に支えられた西村の緻密かつダイナミックなサウンドとエネルギーは、世界の作曲界でも独特であり、眩い光を放ちながら渦巻く響きと恍惚感は熱烈なファンを獲得しています。今回は、そのような西村の個性が最大限に発揮されている「オーケストラ曲」と「弦楽四重奏曲」のコンサートと、西村自身の講義を交えた「ピアノ曲」についてのレクチャー・コンサートを、西村の信頼も厚い演奏家たちを迎えて開催します。

世界的な作曲家を迎え、優れた現代作品を質の高い演奏で、しかも低料金で楽しめる「コンポージアム」にご期待ください。

Information

主催:東京オペラシシティ文化財団
協賛:日本生命保険相互会社、NTT都市開発株式会社、小田急電鉄株式会社

お問い合わせ:東京オペラシティ文化財団 Tel.03-5353-0770