〈コンポージアム2007〉
西村朗オーケストラ作品展『光と波動の交響宇宙』

コンポージアム2007|西村朗オーケストラ作品展『光と波動の交響宇宙』  チラシ

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日時:
2007年5月25日[金]19:00
会場:
コンサートホール     ホールへの行き方   座席図

3年ぶりの再開となる「武満徹作曲賞」本選演奏会を中心に、その審査員・西村朗(にしむら・あきら)の作品展を、充実した演奏陣でおおくりします。

  • 【オンエア情報】 番組名:NHK-FM「現代の音楽」
    放送日:7月1日[日]、7月8日[日] 18:00~18:50
    *2回に分けての放送
    *放送日時は予告なく変更される場合があります。

    NHKオンライン
    http://www.nhk.or.jp/

[出演]

指揮:飯森範親
ヴァイオリン:竹澤恭子
ピアノ:白石光隆/小坂圭太
NHK交響楽団

  • 飯森範親
    撮影:林 千秋
  • 竹澤恭子
    © shinsuke
    Yamamoto
    BGM JAPAN
  • 白石光隆
    © 岩切 等
  • 小坂圭太

[曲目]

西村朗:

  • 2台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー(1987)
    日本交響楽振興財団委嘱作品 初演:1987年5月28日 東京
    小泉和裕(Cond)、神野明/佐藤俊(Pf)、東京交響楽団
  • ヴァイオリン協奏曲第1番《残光》(1998)[日本初演]
    カメラータ・トウキョウ委嘱作品 初演:1998年6月 カトヴィツェ
    A.ヴィット(Cond)、S.ガヴリロフ(Vn)、ポーランド国立放送交響楽団
  • 幻影とマントラ(2007)[日本初演]
    I. リチュアル
    II. トワイライト・グロウ
    III. ゲイツ アンド リヴァー
    ドイツ・ヴルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団委嘱作品
    初演予定:2007年3月19日 ロイトリンゲン
    飯森範親(Cond)
  • チケット情報
  • 公演について
  • 出演者プロフィール

チケット情報

[料金](全席指定・税込)
一般:¥3,000 学生:¥1,000

[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :2月9日[金](特典:10%割引)
一般発売 :2月16日[金]
インターネット予約受付開始(予定) :2月20日[火]10:00〜
[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ
 0570-02-9999(PPコード:248-978)
イープラス http://eplus.jp/
[グループ/団体 割引]
グループ/団体でのご購入は下記までお問い合わせください。

東京オペラシティ文化財団・営業担当
TEL 03-5353-0770(月〜金/10:00〜18:00)

公演について

その響き、渦巻く光。
聴く者を異次元の興奮に導く西村朗のオーケストラ曲。2曲が日本初演。


撮影:大窪道治


一つの音の流れが幾重にも重なり、唸り、光を放ち、飛翔し、やがて巨大な音響の異次元空間が出現する ─ 。デビュー以来、最も多くの作品を書いてきたオーケストラ曲こそ、西村朗の音楽を全身で「体験」できるジャンルと言えます。多作家の西村朗だけに、これまでにも各地で個展が開催されてきましたが、今回の演奏会では、作曲家自らの選曲により、80年代、90年代、2000年代からそれぞれ代表的な1曲を取り上げ、その音宇宙の歩みを紹介します。指揮は、西村作品のスペシャリストを自負し、作曲家の信頼も厚い飯森範親がつとめ、そしてオーケストラは、西村作品の演奏経験豊富なNHK交響楽団。

西村朗の名前と人気を不動のものにした80年代の傑作《2台のピアノと管弦楽のヘテロフォニー》は、その目くるめく音の乱舞にふさわしいパワフルなピアノデュオ、小坂圭太と白石光隆を起用し、決定的な演奏を目指します。また、サシコ・ガヴリロフのために書かれたヴァイオリン協奏曲第1番《残光》の独奏には、日本が世界に誇るヴァイオリニスト竹澤恭子を迎え、記念すべき日本初演を実現します。そして、飯森範親が音楽総監督をつとめるヴュルテンベルク・フィルの委嘱作品である最新作の日本初演がフィナーレを飾ります。

オーケストラのエネルギーが充溢する一夜。強力なプログラムと理想的な布陣での西村朗個展にご期待ください。


[メッセージ]

10年きざみで作風が変化しているという形がそのまま現れていくプログラムになりました。新作(《幻影とマントラ》)は、いわば"管弦楽のための協奏曲"のようなものです。

西村 朗(2006年11月29日記者発表での談話より)


出演者プロフィール

飯森範親(指揮)

Norichika Iimori, conductor
撮影:林 千秋
1986年、桐朋学園大学指揮科卒業後、ベルリンへ留学。89年からバイエルン国立歌劇場でW.サヴァリッシュ氏のもと研鑚を積む。94年東京交響楽団の専属指揮者に就任し、同楽団のポルトガル演奏旅行で成功をおさめた。続く96年には東京交響楽団創立50周年記念ヨーロッパツアーを指揮、特にミュンヘン公演は南ドイツ新聞で「今後、イイモリの名が世界で注目されるであろう」と絶賛された。94年、CD録音での成功が高く評価されモスクワ放送交響楽団特別客演指揮者(〜98年)に就任。

95年から大阪のザ・カレッジ・オペラハウスを本拠に活躍するオペラハウス管弦楽団の常任指揮者、01年より首席指揮者、02年には名誉指揮者の称号を受けている。さらに95年〜02年3月まで広島交響楽団の正指揮者を務めた。03年9月にはNHK交響楽団定期演奏会でマーラー:交響曲第1番を指揮し、年間ベスト10コンサートに選出された。05年、第13回「渡邉暁雄音楽基金 音楽賞」を受賞し、国内外の多くのオーケストラとの間に築かれた類稀な信頼関係、信頼を裏付ける着実な活動の輪の広がりが高く評価されている。

海外ではフランクフルト放送響、ケルン放送響、チェコフィル、プラハ響、モスクワ放送響など世界的なオーケストラを指揮。99年、北ドイツ放送ハノーファーフィルを指揮して大成功をおさめたほか、フランクフルト放送響、ルービンシュタイン・フィル(ポーランド)、プラハ響、ドルトムント歌劇場(ドイツ)、バーゼル響(スイス)に客演。ケルン放送響との放送録音も行っている。最近では05年11月にホノルル交響楽団定期に出演、プロコフィエフ/アレクダンドル・ネフスキーなどのプログラムで大絶賛を受けている。

01年9月よりドイツ・ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団の音楽総監督に就任し、06年2月の日本ツアーを成功に導いたことは記憶に新しい。さらに日本人指揮者とドイツのオーケストラの組み合わせとしては史上初の快挙となる「ベートーヴェン交響曲全曲」のCDがリリースされる予定。
現在、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団音楽総監督(GMD)、山形交響楽団音楽監督(07年4月〜)、東京交響楽団正指揮者、いずみシンフォニエッタ大阪常任指揮者、オペラハウス管弦楽団名誉指揮者。

公式サイト
「イイモリノリチカドットコム Norichika IIMORI - Conductor IIMORI -」
http://www.iimori-norichika.com/

竹澤恭子(ヴァイオリン)

Kyoko Takezawa, violin
© shinsuke Yamamoto
/BGM JAPAN
3歳よりヴァイオリンを始め、山村晶一、小林健次両氏に師事。6歳より才能教育研究会海外派遣団の一員として海外ツアーを行う。桐朋女子高校音楽科在学中に第51回日本音楽コンクール第1位、併せてレウカディア賞、黒柳賞を受賞。1985年よりジュリアード音楽院に入学し、ドロシー・ディレイ、川崎雅夫両氏に師事した。1986年第2回インディアナポリス国際ヴァイオリン・コンクールで圧倒的な優勝を飾る。それ以来“世界のKYOKO TAKEZAWA”として国際的スターダムを昇り続けている。日本の主要オーケストラとは、国内はもとより海外ツアーのソリストとして度々抜擢されおり、海外ではニューヨーク・フィルハーモニック、ボストン交響楽団、シカゴ交響楽団、ボルティモア交響楽団、クリーヴランド管弦楽団、フィラデルフィア管弦楽団、サンフランシスコ交響楽団、モントリオール交響楽団、ロンドン交響楽団、BBC交響楽団、モスクワ放送交響楽団、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、バンベルク交響楽団、バイエルン放送交響楽団、リヨン管弦楽団、フィンランド放送響、ローマ・サンタ・チェチーリア管弦楽団、BBCウエールズ交響楽団、ロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団などと共演。指揮者では、クルト・マズア、ズービン・メータ、レナード・スラットキン、シャルル・デュトワ、アンドリュー・デイヴィス、ウォルフガング・サヴァリッシュ、サー・コリン・デイヴィス、マイケル・ティルソン・トーマス、デイヴィッド・ジンマン、リッカルド・シャイー、ケント・ナガノ、クリストフ・エッシェンバッハ、ヘルベルト・ブロムシュテット、小澤征爾、朝比奈隆、尾高忠明、秋山和慶、外山雄三、広上淳一らと共演している。室内楽でも、フェステイヴァル・ソロイスツ(サントリーホール)のコ・ディレクターを務め、アイザック・スターン、ヴォルフガング・サヴァリッシュ、ヨーヨー・マ、チョーリャン・リンらと共演したほか、宮崎国際室内楽音楽祭では東京クヮルテット、アメリカ・ラホーヤ音楽祭ではエマーソン・クヮルテットのデイビッド・フィンケルらと共演している。

2001年、ユーリ・シモノフ指揮モスクワ・フィルハーモニー交響楽団とアメリカ・ツアーを行い、2002年には、マレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団定期演奏会、ヴァシリー・シナイスキー指揮ロイヤル・リヴァプール・フィルハーモニー管弦楽団定期演奏会、尾高忠明指揮BBCウェールズ・ナショナル交響楽団(プロムス)、大植英次指揮スウェーデン放送交響楽団定期演奏会に出演。2003年はマレク・ヤノフスキ指揮ベルリン放送交響楽団と日本ツアーを行い、ニューヨーク・ストリングオーケストラとはカーネギーホール公演で共演。また、2002年から2003年にかけて、ベートーヴェンのヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会を全国各地で3回に渡って行い絶賛を博した。2005年にはトロント交響楽団定期演奏会、リル国立管弦楽団定期演奏会、セントルークス室内管弦楽団カーネギーホール公演に出演。またアラン・ギルバート指揮ハンブルク北ドイツ放送交響楽団の日本ツアーのソリストをつとめた。2006年12月にはセントルイス交響楽団の定期演奏会への出演を予定しているなど、国際的な活躍を続けている。
RCAレッド・シールより多数のCDをリリース。2003年9月には初の小品集他2枚の新譜の発売がされた。1993年第3回出光賞受賞。1999年度愛知県芸術文化選奨文化賞を受賞。
使用楽器は、日本音楽財団より貸与された1710年製作のアントニオ・ストラディヴァリウス“カンポセリーチェ”(Camposelice)

公式サイト「竹澤恭子 Official Web Site」
http://www.kyokotakezawa.com/

白石光隆(ピアノ)

Mitsutaka Shiraishi, piano
© 岩切 等
東京芸術大学大学院修了後、ジュリアード音楽院で学ぶ。1990年ジーナバッカウアー国際奨学金コンクール入賞。古典から日本人作品に至るまでレパートリーも広く、鋭い感性と透明感のある音色、そして持ち前の力強さで作品に深く切り込むダイナミックかつ質の高い演奏に定評がある。吉松隆、長生淳らの作品を入れたCD『レグルス回路』は山野楽器1998年度アカデミー賞(現代曲部門)を受賞、『109』、『大指揮者のピアノ曲』、『作曲家ムラヴィンスキー』などいずれも好評である。ベートーヴェン・ソナタシリーズの収録を開始し、2006年8月に3大ソナタを収めたアルバム第1弾をリリース、また成田為三ピアノ曲全集(世界初録音)のレコーディングも進行中である。
現在、東京芸術大学ピアノ科非常勤講師。

小坂圭太(ピアノ)

Keita Kosaka, piano
東京芸術大学附属音楽高校、同大音楽学部を経て1987年、同大学院修士課程修了。在学中より、ソロ、伴奏、室内楽、オーケストラの鍵盤楽器、コレペティトゥアなどあらゆる分野で古典から新作初演まで幅広く活動。1985年、第54回日本音楽コンクールピアノ部門入選、1989年同コンクール委員会特別賞(協演賞)受賞。相愛大学音楽学部助教授を経て2003年秋よりお茶の水女子大学文教育学部助教授。

NHK交響楽団

NHK Symphony Orchestra, Tokyo
NHK交響楽団の歴史は、1926(大正15)年10月5日に日本初のプロ・オーケストラとして結成された新交響楽団に遡る。その後、日本交響楽団の名称を経て、51(昭和26)年に日本放送協会(NHK)の支援を受けることとなり、NHK交響楽団と改称した。この間、ドイツからジョセフ・ローゼンストックを専任指揮者として迎え、日本を代表するオーケストラとしての基礎を築く。演奏活動の根幹となる定期公演は27(昭和2)年2月20日の第1回予約演奏会に始まり、第2次大戦中も中断することなく続けられた。以来、今日に至るまで、ヘルベルト・フォン・カラヤン、エルネスト・アンセルメ、ヨーゼフ・カイルベルト、ロヴロ・フォン・マタチッチなど世界一流の指揮者を次々と招聘、また、話題のソリストたちと共演し、歴史的名演を残している。

2006年にN響は創立80周年を迎え、年間54回の定期公演(NHKホール、サントリーホール)をはじめ、全国各地で約120回の演奏活動を行っている。その演奏は、NHKのテレビジョン、FM放送で全国に放送されるとともに、国際放送を通じて欧米やアジアにも紹介されている。また、60(昭和35)年以来の定期的な外国公演、セミ・ステージ・オペラなどの企画、委嘱作品の充実、メジャー・レーベルへのCD録音など、その活動ぶりと演奏は国際的にも高い評価を得ている。

現在、N響が擁する指揮者陣は、音楽監督ウラディーミル・アシュケナージをはじめ、名誉音楽監督シャルル・デュトワ、桂冠名誉指揮者ウォルフガング・サヴァリッシュ、名誉指揮者オットマール・スウィトナー、ホルスト・シュタイン、ヘルベルト・ブロムシュテット、正指揮者 外山雄三、若杉弘。また、ネルロ・サンティ、スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ、準・メルクル、ファビオ・ルイージら、多彩な実力派たちが定期的に客演している。

[公式サイト]NHK交響楽団
http://www.nhkso.or.jp/
*曲目、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。


主催:東京オペラシティ文化財団
協賛:日本生命保険相互会社/NTT都市開発株式会社/小田急電鉄株式会社

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