「コンポージアム2020」について

「Composition」+「Symposium」=「COMPOSIUM(コンポージアム)」
その活動が常に注目されるイギリスの作曲家、トーマス・アデス

世界中の若い世代の作曲家に創作を呼びかける「武満徹作曲賞」を核とした、東京オペラシティの同時代音楽企画が「コンポージアム COMPOSIUM」(造語:Composition + Symposium)です。「武満徹作曲賞」は、ただ一人の作曲家が審査員をつとめるというユニークさと、受賞者のその後の活躍などにより、世界的に知られているオーケストラ作品作曲コンクールです。

22回目となる2020年は、その活動が常に注目されるイギリスの作曲家、トーマス・アデスを審査員に迎えます。その才能は20代の頃から世界で高く評価され“ブリテンの再来”と呼ばれたほど。オペラやオーケストラ作品など、多くの注目作品を発表し続けているアデスが、世界中から集まった応募作品の中からいかなる才能を発掘するか、注目です。

加えて、代表作3作品を演奏するオーケストラ作品演奏会を開催します。様々な角度からアデスの魅力に触れられる、貴重な機会といえるでしょう。

世界的な作曲家を迎え、優れた現代作品を優れた演奏で楽しめる「コンポージアム2020」にご期待ください。

トーマス・アデス ポートレート

© Brian Voce