B→C バッハからコンテンポラリーへ
161 長原幸太(ヴァイオリン)

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日時:
2014年4月15日[火]19:00
会場:
リサイタルホール     ホールへの行き方

俊英がめざす、ソリストとしての更なる高み。
ヴァイオリンの奥深さとともに
邦人作品の魅力にもせまる一夜。

  • 【アンコール曲】 ・カルロス・ガルデル:タンゴ

[出演]

ヴァイオリン:長原幸太
ピアノ:國谷尊之 *

[曲目]

  • J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006 
  • イザイ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番 イ短調 op.27-2 
  • 松下 功:マントラ(2001)
  • J.S.バッハ:ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ ト長調 BWV1021 * 
  • 豊田耕兒:ヴァイオリンとピアノのための《パンセⅡ》(1992)*
  • ストラヴィンスキー:イタリア組曲 * 
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チケット情報

[料金]全席自由
¥3,000(税込)
[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :1月17日[金](特典:10%割引)
一般発売:1月24日[金]
[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:217-419)

公演について


Photo: Masashige Ogata

2012年まで6年間大阪フィルの首席コンサートマスターを、そして2012〜13年にはハノーファーNDR放送響ゲストコンサートマスターも務めた長原幸太。いま彼は「ソロ、室内楽、オーケストラのコンサートマスターの両立ならぬ、三立?!をめざせる環境に身を置きたい。なかでもソリストとしての時間をより多く持ちたい」と、活動の場を更に広げています。
このB→Cでは、ヴァイオリンのために作曲された古今の名曲のなかから、バッハと並んで邦人作品にも光を当ててみたいと彼は考えました。日本人ヴァイオリニストとしてのプライドを持って、邦人作品の魅力を多くの人に知ってほしい…という思いからです。
1720年頃に作曲されたバッハの二つの作品から、約200年後に作られたイザイとストラヴィンスキー。そして松下功の《マントラ》と豊田耕兒の《パンセⅡ》は、20世紀から21世紀への節目をはさんで誕生した作品です。
たった四本の弦と一本の弓で奥深く表現するヴァイオリンの魅力と、約280年の時をつなぐ6曲の音楽を、長原幸太はどのように奏で、人々の心に訴えかけるのでしょうか…? ぜひご期待ください。

出演者プロフィール

長原幸太(ヴァイオリン)

Kota Nagahara, violin
Photo: Masashige Ogata
1981年広島県出身。5才よりヴァイオリンを始め、1992年、1993年全日本学生音楽コンクール全国1位。12歳で東京交響楽団と共演。1994年ヴィエニアフスキ国際コンクール17歳以下の部3位。1998年日本音楽コンクール最年少優勝。五嶋みどりレクチャーコンサート奨励賞、ニューヨークで同氏のレッスンを受ける。東京藝術大学附属高校を経て同大学入学。ジュリアード音楽院留学。2004年大阪フィルハーモニー交響楽団首席客演コンサートマスター、2006〜2012年同楽団首席コンサートマスター。国内の主要オーケストラ、小澤征爾、故・岩城宏之、秋山和慶、故・ゲルハルト・ボッセ等の指揮者と共演。サイトウ・キネン・オーケストラには最年少で参加を果たす。
アルゲリッチ国際音楽祭、宮崎国際音楽祭、英国湖水地方「夏の音楽祭」、「ライディール音楽祭」等の参加。2012年、2013年ドイツのハノーファー北ドイツ放送フィルハーモニー管弦楽団のゲストコンサートマスターに招かれる。1993年、1994年広島市長賞、2011年「新日鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞」など受賞多数。村上直子、小栗まち絵、故・工藤千博、澤 和樹、ロバート・マンの各氏に師事。2013年9月初のソロCD『長原幸太リサイタル2013』(清水和音:ピアノ)(ソナーレ・アートオフィス)リリース。

インタビュー


Photo: Masashige Ogata

長原幸太

17年目を迎えた「B→C」。今年度のトップバッターは、2012年まで6年間大阪フィルの首席コンサートマスターを、そして2012〜13年にはハノーファーNDR放送響ゲストコンサートマスターも務めた長原幸太です。ソリスト、室内楽奏者、オーケストラのコンサートマスターの“三立”をめざしたいという彼が挑むB→C。プログラムへのこだわりなどをメールインタビューで語っていただきました。



2012年に大阪フィルを退団された後は、それまで以上に幅広い演奏活動を展開されていますね。

自分自身の音楽を全面に出して表現できるソロ演奏の喜び。メンバーとの音楽でのやり取りや協調性などアンサンブルならではの喜び。またオーケストラではソロや室内楽では表現できないほどの大きなスケールを出せるという喜び。それぞれの良さを存分に味わいたい、そのための時間が欲しいとフリーになりました。
ソリスト、室内楽奏者、オーケストラのコンサートマスターと、両立というか“三立”できる環境に身を置いて活動したかったのです。


今回のB→Cにあたっては「日本人ヴァイオリニストとして、邦人作品の魅力を多くの人に知っていただきたい」というコメントがありました。

ヴァイオリンのために作曲された古今の名曲の中から、今回はバッハと並んで日本人作品にも光を当ててみたいと考えました。ヨーロッパの演奏家は、自国の作曲家の作品に誇りを持って演奏していると感じる事がよくあり、私も日本人としての誇りをもって邦人作品を演奏する機会を多く持ちたい、作品の魅力を多くの人に知っていただきたい、という思いがあったからです。


その邦人作品は、松下功《マントラ》と豊田耕兒《パンセⅡ》を選ばれました。

今から8年位前に、私が広島で企画出演した「被爆60年のチャリティー・コンサート」で、松下功先生のコンチェルトを演奏させていただきたいとお願いし、2台のヴァイオリンの為のコンチェルトを作って頂いたことがありました。その後も松下先生からは多くの教えを受けています。今回演奏する《マントラ》は2001年に作曲されたもので、私の師である澤和樹先生のために書かれた曲ということもあり、私も演奏できることに大きな喜びを感じています。
そしてヴァイオリニストとしての大先輩、豊田耕兒先生の《パンセⅡ》。豊田先生と私は2011年の第21回「新日鉄音楽賞」で先生が特別賞、私がフレッシュアーティスト賞を頂くというご縁がありました。その受賞式でご一緒した時に、先生からこの曲の楽譜をいただきました。いつか演奏しようとずっと心に温めてきた作品だったので、B→Cで是非取り上げたいと思ったのです。


プログラムは前半が無伴奏、そして後半はピアノとの共演です。

たった一人でステージに立つ無伴奏は、演奏者にとって大きなプレッシャーですが、むしろそのプレッシャーを楽しみながら、お客様に無伴奏ヴァイオリンの魅力を味わっていただきたいですね。バッハの《無伴奏パルティータ第3番》と、この曲にインスパイアされて作られたイザイの《無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第2番》を選びました。松下先生の《マントラ》も無伴奏です。
そして後半は、國谷尊之先生のピアノ伴奏で、バッハの《ヴァイオリンと通奏低音のためのソナタ》から1曲と豊田作品、去年リリースしたデビュー・ソロCDにも収められているストラヴィンスキーの《イタリア組曲》を集めました。
バッハの2つの作品から、約200年の時を経て作られたイザイとストラヴィンスキー。そして日本人の2作品は、20世紀から21世紀への節目を挟んで作曲されました。さまざまな時代や国の作曲家の作品の、それぞれの良さを自分なりにしっかり考え、表現したいですね。

*曲目、演奏曲順、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。


主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:日本生命保険相互会社

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