パブロ・シーグレル五重奏団
featuringレジーナ・カーター
「タンゴ・ジャズ・コネクション」
“継承と脱却”
ピアソラも想像し得なかった
洗練されたヌエボ・タンゴの境地!
・ピアソラ:リベルタンゴ
・ピアソラ:ミケランジェロ70
[出演]
ピアノ/作曲/編曲:パブロ・シーグレル
ヴァイオリン:レジーナ・カーター
バンドネオン:エクトル・デル・クルト
ギター:クラウディオ・ラガッシ
ベース:ペドロ・ジラウド
ドラム/パーカッション:フランコ・ピナ
チケット情報
- [料金](全席指定・税込)
- S:¥6,000 A:¥5,000 B:¥4,000 C:¥3,000
- [チケット発売日]
- Arts友の会優先発売 :10月17日[金](特典:10%割引)
一般発売 :10月24日[金]
- [チケット取り扱い]
- 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:241-734)
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:31568)
イープラス http://eplus.jp/
JTB各支店、JTBトラベランド各店舗 http://www.jtb.co.jp/ticket/
公演について
パブロ・シーグレルはアストル・ピアソラ五重奏団のピアニストとして10年余りピアソラを支え続け、彼の音楽に大きな影響を及ぼしました。その後は自らの音楽の表現手段であるジャズ、タンゴ、クラシックの融合を模索し続け、垣根を超えた活動は「ピアソラも想像し得なかっただろう、洗練さの境地にこの音楽を発展させた」(シカゴ・トリビューン紙)と高く評価されています。
2012年、東京オペラシティでのコンサートも多くのファンを喜ばせたシーグレルですが、NYではジャズのトッププレイヤー達と共演、精力的に新しい音楽を追求し、自身の作品に更なる進化をもたらしています。なかでもレジーナ・カーターとの共演は、数年前に行われたニューヨークの老舗ジャズクラブ、ジャズ・スタンダードでの初公演を皮切りに全米各地やカナダでも高い評価を受けました。
出演者プロフィール
パブロ・シーグレル(ピアノ/作曲/編曲)
Pablo Ziegler, piano/composer/arranger

ニューヨークを拠点に世界で活躍するアルゼンチン人作曲家/編曲家/ピアニスト。名門ブエノスアイレス音楽院を首席で卒業。15歳でリサイタルデビューを飾り、クラシック及びジャズピアニストとして活動をはじめる。1978年より、タンゴの革命児アストル・ピアソラの五重奏団で師の引退まで10年余ピアニストとして共演。CD『バホ・セロ』でグラミー賞を受賞。現在は世界を代表するオーケストラやアーティストと共演およびCDの監修を精力的につとめる。CD『ロホ・タンゴ』(2012)でエコークラシック賞(独)を受賞、『アムステルダム・ミーツ・ニュータンゴ』(2013)がラテン・グラミー賞にノミネートされる。教育者としても名門音楽学校を中心に、マスタークラスなど各国で開催。
レジーナ・カーター(ヴァイオリン)
Regina Carter, violin

デトロイトに生まれ、2歳でヴァイオリンを学び始める。ニューイングランド音楽院ではクラシック音楽を専攻し、後にジャズを学ぶためにオークランド大学を卒業。様々なトップジャズアーティストに師事し、デトロイトのジャズシーンでデビューする。現在は、ヴィルトゥオーゾなジャズ・ヴァイオリニストとして、クラシック、ジャズ、ファンク、ワールドミュージックを思わせる様々なスタイルを使い分け、観客を魅了している。2006年には、マッカーサー財団のフェローシップを受賞し、多くのアーティストとの共演を重ねる。現在、世界最高のジャズヴァイオリン奏者の一人。
エクトル・デル・クルト(バンドネオン)
Hector Del Curto, bandoneón

ニューヨーク・タイムズで「華麗な演奏家」と称される、世界を代表するアルゼンチン出身のバンドネオン奏者。アルゼンチンで「Best Bandoneon Player Under 25」の称号を17歳で受賞。アストル・ピアソラ、オズワルド・プグリエーゼ、パブロ・シーグレルなど、タンゴの歴史に影響を与えた大物アーティストと多数共演し、数々の受賞作品に参加。ブロードウェーミュージカル『Tango Forever』で音楽監督を務める。
クラウディオ・ラガッシ(ギター)
Claudio Ragazzi, guitar

アルゼンチン出身のギタリスト/作曲家。若くして、ルイス・アルベルト・スピネッタ、アントニオ・アグリをはじめとするアルゼンチンの著名な音楽家たちと共演し、ボストンのバークリー音楽院を首席で卒業。カーネギーホール、ハリウッド・ボール、ブルーノート、リンカーンセンターをはじめとする各国の舞台で、ゲイリー・バートン、ヨーヨー・マ、ランディー・ブレッカーを含める世界のトッププレイヤーと演奏を共にする。現在は、バークリー音楽院で教鞭をとる。
ペドロ・ジラウド(ベース)
Pedro Giraudo, double bass

コントラバス奏者でもあるアルゼンチン出身の作曲家。マンハッタン音楽院とニューヨーク市立大学でロン・カーターに師事。ブランフォード・マルサリス、ケニー・ギャレット、パブロ・シーグレルをはじめとする多くの大物アーティストと共演を果たす。作曲家としての評価も高く、自身の13人編成のビッグバンドを率い、数々の受賞経験を持つ。
フランコ・ピナ(ドラム/パーカッション)
Franco Pinna, drums/percussion

中南米音楽とジャズを専門とするアルゼンチン出身のパーカッションおよびドラム奏者。ボストンのバークリー音楽院から奨学金を授与され首席で卒業後、ニューヨークを拠点として国際的に活躍する。独自の演奏スタイルは、多くの巨匠やトッププレイヤーを魅了し、エコークラシックやグラミー賞をはじめとする数々の受賞作品に参加する。2012年、東京オペラシティ文化財団主催公演「ブエノスアイレスの四季」に出演した。
*曲目、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。
主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:NTT都市開発株式会社
協力:相互物産株式会社
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。
主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:NTT都市開発株式会社
協力:相互物産株式会社
2012年、ピアソラ没後20年を記念して開催された「ブエノスアイレスの四季」公演から3年の歳月を経て、また東京オペラシティコンサートホールで演奏ができることをとても嬉しく思います。前回はクラシックのオーケストラ編成の公演でしたが、今回は「タンゴ・ジャズ・コネクション」と題し、ジャズ要素を多く含む一味違うプログラムで構成しています。
今回の注目は、世界最高峰のジャズヴァイオリニスト、レジーナ・カーターとの共演です。これまでブランフォード・マルサリス、ゲイリー・バートンなど、数多くのジャズ界のトッププレイヤーと十数年に渡り共演してきましたが、その中で最も人気を博したもののひとつが、レジーナとの共演です。彼女のスケールの大きさと繊細さを併せ持つ音楽性、スタイリッシュなフレージング、観客を魅了する溢れ出すエネルギーは類まれなものであり、私の音楽性とのケミストリーにより、毎回新しい魅力が生まれるのが最大の見どころです。
本公演では、たくさんの即興が繰り広げられ、既に作品をご存じの方にとってもスリリングな公演になることは間違いないでしょう。このジャンルの音楽における、新しい発見の連続を体感していただけると幸いです。
パブロ・シーグレル