B→C バッハからコンテンポラリーへ
160 近藤那々子(オーボエ)
- 日時:
- 2014年3月18日[火]19:00
- 会場:
- リサイタルホール ホールへの行き方
フランクフルト歌劇場管首席奏者が贈る、
華麗なるオーボエの世界。
[出演]
オーボエ:近藤那々子
ピアノ:竹沢絵里子 *
[曲目]
- J.S.バッハ:ソナタ ホ長調 BWV1016
(原曲:ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ)* - シルヴェストリーニ:うつろう時(2006)
- パスクッリ:ドニゼッティの歌劇《ポリウート》による幻想曲 *
- J.S.バッハ:ソナタ 変ホ長調 BWV1031 *
(原曲:フルートとチェンバロのためのソナタ) - 西村 朗:独奏オーボエのための《迦楼羅》(2007)
- R.シュトラウス:4つの歌 op.36 *
- ケクラン:オーボエとピアノのためのソナタ op.58 *

チケット情報
- [料金]全席自由
- ¥3,000(税込)
- [チケット発売日]
- Arts友の会優先発売 :10月18日[金](特典:10%割引)
一般発売:10月25日[金]
インターネット予約受付開始(予定):10月29日[火]10:00〜 - [チケット取り扱い]
- 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:212-425)
公演について
2011年9月からフランクフルト歌劇場管首席奏者を務めている、近藤那々子。同年第79回日本音楽コンクール第1位受賞の記憶もあたらしい、期待のオーボイストです。
彼女が歌劇場で数々のオペラを演奏するようになり、強く意識するようになったのが「言葉と音楽の密接な関わり」でした。それぞれの国の言葉がもつリズム感や響きも意識し、音楽を表現することの大切さ。今回のB→Cでドイツ、イタリア、フランス、日本といろいろな国の曲を織り交ぜたのは、そういった経験を存分に生かし、一曲一曲の個性を際立たせた演奏を届けたいから。
そんな彼女にとって現代曲は演奏すると元気になる「ビタミンC」的存在。当夜は留学先のカールスルーエ州立音大で師事するインデアミューレのために書かれたシルヴェストリーニ、西村朗の両作品に挑みます。そして19世紀半ばに生まれ、オーボエのパガニーニともたとえられたパスクッリの作品は、オペラのテーマがヴィルトゥオージティあふれる超絶技巧を伴い、華やかに響くことでしょう。バッハは2つのソナタを。オーボエで歌うR.シュトラウスの歌曲。さわやかなメロディからアイロニーを効かせたスケルツォまでフランスらしさを表現したい、ケクランの美しいソナタ。
「まるで人の声のように、奏者ひとりひとりの個性の違いがはっきり伝わるのもオーボエの魅力」と語る、彼女のソロ。日本で聴ける機会はまだまだ貴重です!!
出演者プロフィール
近藤那々子(オーボエ)

2010年イタリアのペトリートリで行われたオーボエ国際コンクール”ジュゼッペ・トマッシーニ”で優勝。2011年第79回日本音楽コンクールオーボエ部門1位受賞、また岩谷賞、E.ナカミチ賞も受賞。これまでに菅付章宏、和久井仁、小畑善昭、オットー・ヴィンター、ハイメ・ゴンザレス、クリスティアン・シュミット、ジャック・ティスの各氏に師事。現在、トーマス・インデアミューレ、アレクサンドル・ガテ、モーリス・ブルグの各氏に師事。2011年9月からフランクフルト歌劇場管弦楽団の首席奏者に就任。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。
主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:日本生命保険相互会社