《ブエノスアイレスのマリア》

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日時:
2013年6月29日[土]15:00
会場:
コンサートホール     ホールへの行き方   座席表

伝説のマリアが東京で蘇る。バルタール、待望の初来日!

  • 【アンコール曲】 ・ピアソラ:《ブエノスアイレスのマリア》より
    第15場 受胎告知のミロンガ

[出演]

歌:アメリータ・バルタール
歌:レオナルド・グラナドス
語り:ギジェルモ・フェルナンデス

バンドネオン:小松亮太

Tokyo Tango Dectet
[黒田亜樹(ピアノ)、田中伸司(ベース)、近藤久美子/谷本仰(ヴァイオリン)、吉田有紀子(ヴィオラ)、松本卓以(チェロ)、井上信平(フルート)、鬼怒無月(ギター)、佐竹尚史/真崎佳代子(パーカッション)]

[曲目]

  • アストル・ピアソラ(作詞 オラシオ・フェレール):タンゴ・オペリータ《ブエノスアイレスのマリア》
    (コンサート形式/スペイン語上演/日本語字幕付)

  • チケット情報
  • 公演について
  • 出演者プロフィール
  • CD情報

チケット情報

[料金](全席指定・税込)
S:¥6,000 A:¥5,000 B:¥4,000 C:¥3,000
[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :3月2日[土](特典:10%割引)
一般発売 :3月9日[土]
インターネット予約受付開始(予定) :3月12日[火]10:00〜
[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
コンサートイマジン 03-3235-3777
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:191-435)
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:35126)
イープラス http://eplus.jp/
JTB各支店、JTBトラベランド各店舗 http://www.jtb.co.jp/ticket/

公演について

アストル・ピアソラは、これまでの常識を打ち破った前衛的なタンゴを創作した作曲家兼バンドネオン奏者。彼はウルグアイ生まれの詩人、オラシオ・フェレールとともに、何十年も大衆芸術を革新しようと共に語り合ってきました。その成果がこの《ブエノスアイレスのマリア》です。今回の公演には、1968年5月8日にブエノスアイレスのプラネータ劇場で同作品を初演したピアソラの元妻アメリータ・バルタールがソリストとして参加するほか、豪華出演者が揃います。ぜひお聴き逃しなく!

その音楽性の素晴らしさがあるからこそドラマや映画、あるいはフィギュアスケートによって確実に世界に浸透し続けているのだから、もはや演奏家の間でも音楽ファンの間でも、タンゴは知らないがピアソラは大好き、という人が大多数になるのは自然ななりゆきではあるだろう。1980年代にマーラーの交響曲が、ハイドンはもちろんベートーベンすらも知らない青年たちを突然目覚めてさせてしまったように、90年代後半からはピアソラの音楽がタンゴを知らない人々を力ずくでタンゴ世界に引きずり込んでしまった。
「天才ピアソラの芸術」と「恐らくダンスの伴奏に過ぎないアルゼンチンタンゴなるもの(勿論事実ではない)」を結びつけたくない、あるいは結びつける必要はない、という指向は既に音楽世界でスタンダードになりつつあるが、東京オペラシティで僕らが演奏する《ブエノスアイレスのマリア》はピアソラの背景……つまり皮肉にも“ピアソラではないタンゴたち”を熟知する人間たちによるピアソラ・タンゴの演奏になるだろう。オスバルド・プグリエーセの殺気、アルフレド・ゴビの精神世界、アニバル・トロイロの気っ風とセンチメンタル……ピアソラの影に隠れた“ピアソラの生みの親たち”の誇りを背負った演奏になるだろう。《ブエノスアイレスのマリア》の初演者であるアメリータ・バルタール氏の“本物の声”とともに少しでも高みを目指した演奏ができるように、そして新しいタンゴファンとピアソラの大作との幸せな出会いを作れるようにと心から祈っている。

小松亮太


[作曲家・作詞家について]


アストル・ピアソラ
Astor Piazzolla(1921〜1992)

アルゼンチンの作曲家/バンドネオン奏者。ジャズやロック、そしてクラシックの語法や様式を取り入れたまったく新しいタンゴ音楽を作りだした革命的音楽家。20世紀音楽史の中で独特の地位を占め、その作品は、現在も世界中で非常に高い人気を誇っている。



オラシオ・フェレール
Horacio Ferrer(1933〜)

ウルグアイ生まれの、現代タンゴ最高の詩人。ピアソラとは黄金コンビとして有名で、《ブエノスアイレスのマリア》をはじめ、《ロコへのバラード》《若き民衆》など数々の傑作を生み出した。多作な作詞家だった他、タンゴ雑誌の編集や本の執筆を経て、タンゴ史学者としての地位も確立。


出演者プロフィール

アメリータ・バルタール(歌手)

Amelita Baltar, singer
ブエノスアイレス生まれ。1962年、フォルクローレ五重唱グループの唯一の女性メンバーとしてプロデビュー。1966年、ソロ歌手として独立した後、1968年にファースト・アルバムを発表しこの年の新人賞を国内レコード・フェスティバルで受賞。同年、アストル・ピアソラ(曲)&オラシオ・フェレール(詞)作のタンゴ・オペリータ《ブエノスアイレスのマリア》のアルバムの主役に抜擢され、この後、アメリータはピアソラ=フェレール作品の最良の歌い手として活躍し、1969年には「ロコへのバラード」を歌い大ヒット、その名を不動のものにした。その後ピアソラと結婚し、1974年に離婚するまでの間ピアソラの妻としてまた最良の理解者として、パリのオランピア劇場、リオデジャネイロのマラカナン・サッカー競技場、カラカスの“オンダ・ヌエバ(ニュー・ウェーブ)” フェスティバル他、世界中で歌い大いに注目された。また、1973年には、スサーナ・リナルディ、マリケーナ・モンティとともに3名の人気女性歌手による歌唱ショー“3人の女たち”を上演し大きな話題をさらった。その後も、タンゴやピアソラ作品のみに留まらず、フォルクローレ及びシャンソンやブラジルの曲も歌い世界各国で活躍、また舞台や映画、TV女優としても活躍を続けている。彼女の代表作としては他に「チキリン・デ・バチン」(ピアソラ&フェレール)があげられる。2012年には芸歴50周年を迎え、6月には韓国の麗水で開かれた国際博覧会のアルゼンチン・デーに出演。アルゼンチン国内でもステージ、テレビにと精力的な活動を続けている。今回が初来日となる。

レオナルド・グラナドス(歌手)

Leonardo Granados, singer
南米を代表するボレロ・タンゴ歌手。ベネズエラ・マラカスのヴィルトゥオーゾとしても知られている。
ベネズエラのサン・クリストバルに生まれ。ヴァイオリニストでもある父が創設したペドロ・アントニオ・リオ・ライナ音楽学校で学んだ。2人の兄弟、ダニエルとマルコもよく知られた管楽器奏者である。
タンゴをパブロ・シンヘルに学ぶ。シンヘルの指揮のもとロシア、スロヴェニア、スペイン、アメリカ合衆国などでピアソラの《ブエノスアイレスのマリア》の男性歌手およびナレーターを務めている。また、2シーズンにわたってニューヨークでヴォーカル・ショー「ティエンポ・デ・タンゴ(タンゴの時間)」に主演した。この他、シアトル、シカゴ、ニューヨーク、フィラデルフィアなどの都市の主要な劇場に出演。マラカス奏者としてベネズエラ人アーティスト、シモン・ディアスとともにシカゴ、プエルトリコ、ニューヨークなどへツアーを行う他、マルコ・グラナドスの「ムンド・アンサンブル」のパーカッション奏者を12年以上にわたって務めている。最近、グラミー賞にもノミネートされたギタリスト=アレンジャーのデヴィッド・オケンドやレコーディング・エンジニアのルイ・ギュールらとともに、ボレロを録音。ピアニスト、エドワルド・シモンのディレクションによるこのボレロ・プロジェクトは、「アーティスト・シェア・レコード」レーベルから、リリースされた。昨年は、東京でピアソラ《エル・タンゴ》公演に出演。歌手、ナレーターの2役を同時に行い、大好評を博した。

ギジェルモ・フェルナンデス(語り)

Guillermo Fernández, narrator
1958年、ブエノスアイレスの下町サンテルモ生まれ。11歳の時、人気TVタンゴ番組『グランデス・バローレス・デル・タンゴ』にレギュラー出演。天才少年シンガーとして大きな話題をさらった。76年には初録音を開始、1980年に映画『ブエノスアイレスの歌』に出演。1986年に拠点を米国に移しプロデューサーとしても活動、CBSの歌唱コンクール番組『スター・サーチ』ではタンゴの名曲《ノスタルヒアス(郷愁)》を歌い優勝、またラスベガスではミュージカル・コメディ『ラテン・クォーター』の主役に抜擢された。1990年末にアルゼンチンに帰国、この後ホセ・コランジェロ楽団とともに5度の来日。2002年、ギドン・クレーメル編曲《ブエノスアイレスのマリア》のシンガー役としてパリのシャイロー劇場で成功を収めた。8枚目のアルバムとなる『タンゴス』が、アルゼンチンのレコード大賞に匹敵する “ガルデル賞” をタンゴ・アルバム部門で受賞。2004年、アルバム『ピアソラ=フェレール・コネクション』を発表、この年のガルデル賞に再度選ばれる。2007年〜2008年には、ブエノスアイレスの国立セルバンテス劇場で国内初上演された《ブエノスアイレスのマリア》に主役の一人として出演、アテネのオペラ劇場でも9連続公演を成功させた。2009年、南米最大の国際歌謡フェスティバル “ビーニャ・デル・マル国際歌謡祭”(チリ)の第50回記念祭に出演し、ベスト・シンガー賞を受賞。最近では1950年代のタンゴ黄金時代スタイルのタンゴ・オーケストラを自ら結成しタンゴ・ミュージカル風のショーをステージで上演。現在まで12枚のタンゴ・アルバムを発表し数々の賞を受賞、名実とともにアルゼンチン・タンゴ界のスターシンガーとしてステージ、テレビと活躍中。現在は最新アルバム『クリオージョスとタンゲーロスから』の録音に入っている。

小松亮太(バンドネオン)

Ryota Komatsu, bandoneón
東京生まれ。1998年、ソニーより衝撃的なCDデビューを果たす。共演は、ピアソラと共に活動したタンゴ界のトップアーティストたち。タンゴを若い世代にブレイクさせる引き金となった。以後、自身のユニットをひきいて多数の公演をこなしながら、自らのプロデュースによる意欲的な企画公演も行っている。CDは、すでに18枚リリース。これまでに大貫妙子、小曽根真、ミッシェル・ルグラン、NHK交響楽団など、ジャンルを越えて様々なアーティストと共演している。ソニーのコンピレーション・アルバム『image』、同ライブツアー「live image」にも、初回から参加。2003年にはブエノスアイレスでライブを行い、アルゼンチン演奏家組合などから表彰された。また、2005年には南米4カ国ツアーを行い、各地でソールド・アウトが続くなど、海外での活動も積極的に行う。2008年には、ピアソラの幻のオラトリオ《若き民衆》の日本初演コンサートを企画し、東京オペラシティ コンサートホールにて満員の観衆の中で公演を成功させた。2009年には、初の書き下ろし本『小松亮太とタンゴへ行こう』(旬報社)を出版、日本経済新聞紙上にて絶賛された。2010年よりTBS『THE 世界遺産』のオープニングテーマ曲を作曲、演奏している。2010年6月には上海万博日本産業館に、自らのバンドで出演を果たした。また、2012年公開の映画『グスコーブドリの伝記』(ワーナーブラザース配給・手塚プロダクション制作)の音楽を手掛けている。

小松亮太オフィシャルサイト http://www.ryotakomatsu.com/
小松亮太オフィシャルブログ http://ryotakomatsu.eplus2.jp/
小松亮太Twitter http://twitter.com/Komatsu_Ryota
小松亮太公式フェイスブックページ https://www.facebook.com/komatsuryota

Tokyo Tango Dectet

黒田亜樹(ピアノ)
田中伸司(ベース)
近藤久美子/谷本仰(ヴァイオリン)
吉田有紀子(ヴィオラ)
松本卓以(チェロ)
井上信平(フルート)
鬼怒無月(ギター)
佐竹尚史/真崎佳代子(パーカッション)]

CD情報

当公演の模様を収録したライブCD
「ピアソラ:ブエノスアイレスのマリア」
アメリータ・バルタール、小松亮太 他




レーベル:ソニーミュージック http://www.sonymusic.co.jp/
価格:3,570円(税込)
品番:SICC1644-5(2枚組)
2013年6月29日 東京オペラシティ コンサートホールにてライブ録音
[発売日]2013/08/28

*曲目、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。


主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人
企画協力:コンサートイマジン

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