[武満徹─Visions in Time]
オーケストラ・コンサート「武満徹の宇宙」

オーケストラ・コンサート「武満徹の宇宙」チラシ

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日時:
2006年5月28日[日]15:00
会場:
コンサートホール     ホールへの行き方   座席図

あの巨匠2人が初の共演! 伝説の曲で描く壮大な星模様。

  • 【オンエア情報】 NHK FM「現代の音楽」
    2006年 7月2日(日) 18:00~18:50 (《カシオペア》、《アステリズム》)
    2006年 7月9日(日) 18:00~18:50 (《ジェモー》)

    *放送日時等は変更になる場合があります。あらかじめご了承ください。

[出演]

指揮:若杉 弘/高関健
ピアノ:高橋悠治
パーカッション:加藤訓子
オーボエ:古部賢一
トロンボーン:クリスチャン・リンドバーグ
東京フィルハーモニー交響楽団

*当初出演予定の岩城宏之(指揮者)は、体調不良のため、出演不可能となりました。代わって高関 健(指揮者)が、《アステリズム》、《ジェモー》の指揮を務めさせていただくことを謹んでご案内申し上げます。

[曲目]

  • 武満 徹:カシオペア
    Cassiopeia(1971)
    ~独奏打楽器とオーケストラのための
    [若杉/加藤]
    シカゴ ラヴィニア音楽祭委嘱作品。
    【初演】1971年7月8日 ラヴィニア音楽祭 小澤征爾/ツトム・ヤマシタ/シカゴ交響楽団
  • 武満 徹:アステリズム
    Asterism(1968)~ピアノとオーケストラのための
    [高関/高橋]
    RCAビクター委嘱作品。曲名は「星群」「星座」などを意味する天文学用語。
    【初演】1969年1月14日 トロント(カナダ) 小澤征爾/高橋悠治/トロント交響楽団
  • 武満 徹:ジェモー
    Gémeaux(1971-86)~オーボエ、トロンボーン、2つのオーケストラと2人の指揮者のための
    [若杉(オーケストラ1)/高関(オーケストラ2)/古部/リンドバーグ]
    サントリーホール国際作曲委嘱シリーズ第1作。曲名は「双子座」の意味。
    【初演】1986年10月15日 サントリーホール 尾高忠明/井上道義/B.グレツナー/V.グロボカール/東京フィル/新日本フィル

  • チケット情報
  • 公演について
  • 出演者プロフィール
  • CD情報

チケット情報

[料金](全席指定・税込)
S:¥8,000 A:¥7,000 B:¥6,000 C:¥5,000 C:¥4,000
[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :2月10日[金](特典:10%割引)
一般発売 :2月17日[金]
インターネット予約受付開始(予定) :2月21日[火]10:00~
[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:219-747)
イープラス http://eplus.jp/
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:32361)
CNプレイガイド 0570-08-9990

公演について

あの巨匠2人が初の共演! 伝説の曲で描く壮大な星模様。

武満徹の長年にわたる盟友であり、わが国を代表する指揮者である岩城宏之と若杉弘が初めて同時に指揮台に立ち、素晴らしい独奏者たちとともに、星座にちなむ名前を持つ名作3曲 ─ しかも特異な編成を卓越した独奏者を必要とするがゆえに上演機会の少ない伝説的作品群、《カシオペア》、《アステリズム》、《ジェモー》を一挙上演します。

「シアターピース的」(武田明倫)とも評される《カシオペア》に、加藤訓子のしなやかで切れ味鋭いパフォーマンスが新しい生命を与えます。
終盤のクレッシェンドが聴く者を震撼させる問題作《アステリズム》は、初演のピアニスト高橋悠治により、その美しく鮮烈な姿が蘇ります。
そして、完成までに15年を要した大作《ジェモー》では、古部賢一とリンドバーグという変幻自在の名手2人が、2人の巨匠指揮者とともに、壮大な音のドラマを描きます。

爆発的なエネルギーと独創的なアイデア、そしてめくるめくサウンド。武満徹のイマジネーションの宇宙に輝く星たちは、ますます眩い光を放ちます。

*当初出演予定の岩城宏之(指揮者)は、体調不良のため、出演不可能となりました。代わって高関 健(指揮者)が、《アステリズム》、《ジェモー》の指揮を務めさせていただくことを謹んでご案内申し上げます。



20世紀を代表する作曲家の一人である武満徹は、東京オペラシティ文化財団芸術監督をつとめながら、コンサートホール、アートギャラリーの完成を前に世を去りました。そして10年を経た今年、東京オペラシティの両機能が連動します。「武満徹 ─ Visions in Time」は、一人の偉大な芸術家の生きた「時間」を通して「未来」を見つめようとする芸術プロジェクトです。

出演者プロフィール

岩城宏之(指揮)

Hiroyuki Iwaki, conductor
1932年東京生まれ。現在、NHK交響楽団終身正指揮者、メルボルン交響楽団終身桂冠指揮者、札幌交響楽団終身桂冠指揮者、オーケストラ・アンサンブル金沢音楽監督、京都市交響楽団首席客演指揮者、東京混声合唱団音楽監督を兼任。石川県立音楽堂芸術総監督、くらしき作陽大学音楽最高顧問理事もつとめる。演奏活動以外にも、テレビ・ラジオへの出演、プロデューサー、音楽アドヴァイザー、執筆等活動は多方面にわたる。近著に「オーケストラの職人たち」(文芸春秋)がある。

若杉 弘(指揮)

Hiroshi Wakasugi, conductor
東京芸術大学卒、卒業と同時にNHK交響楽団指揮研究員となり、読売日本交響楽団常任指揮者、ケルン放送交響楽団首席指揮者、ライン・ドイツ・オペラ音楽総監督(GMD)、ドレスデン国立歌劇場及びシュターツカペレ常任指揮者、チューリッヒ・トーンハレ協会芸術総監督・同管弦楽団首席指揮者、東京都交響楽団音楽監督・首席指揮者を歴任、現在新国立劇場オペラ芸術参与、NHK交響楽団正指揮者、滋賀県立芸術劇場〈びわ湖ホール〉芸術監督、東京室内歌劇場芸術監督を務める。芸術選奨文部大臣賞、日本芸術院賞、朝日賞、毎日芸術賞、サントリー音楽賞、N響有馬賞ほか受賞多数。東京芸術大学名誉教授、桐朋音楽大学特任教授。日本芸術院会員。

高橋悠治(ピアノ)

Yuji Takahashi, piano
え・柳生弦一郎
高橋悠治は柴田南雄、小倉朗、ヤニス・クセナキスに作曲をまなんだ。1970年代には新音楽の季刊誌『トランソニック』を編集。1980年代にはアジアの抵抗歌を演奏する「水牛楽団」を組織。これまでに詩人藤井貞和、画家富山妙子、三絃奏者高田和子、インドネシアの舞踊家サルドノW.クスモといっしょに仕事をした。

加藤訓子(パーカッション)

Kuniko Kato, percussion
(c) Michiyuki Ohba
桐朋学園大学にてマリンバを安倍圭子、打楽器を小林美隆、佐野恭一に師事。在学中に秋山和慶指揮桐朋学園オーケストラと三善晃作曲「マリンバと弦楽オーケストラのための協奏曲」を共演、早くもソリストとしてその傑出した才能が注目を集めている。同大学研究科修了とともに渡欧、ロッテルダム音楽院にてロバート・ヴァン・サイスに師事し、卒業時には“cum laude”の称号を得て最高得点で修了した。1997年にはソロマリンビストとしてイギリスの作曲家ジェームズ・ウッドのレコーディングに参加、また1999年には同氏により献呈された新作「JODO(浄土)」が完成し、イギリスにおいて初演を行い好評を博した。スティーヴ・ライヒやフランコ・ドナトーニをはじめ、世界的な作曲家や演奏家とも数多く共演しており、ソロ以外にも、アンサンブル・ノマド、アンサンブル・イクトゥスなど国内外の室内楽グループで活動している。また1994年からサイトウ・キネン・オーケストラのメンバーとして同フェスティバル松本(総監督:小澤征爾)に参加。他にも八ヶ岳高原音楽祭(監修:武満徹)、アルス・ムジカ・フェスティバル、オックスフォード・フェスティバルなど数多くの音楽祭に出演し、また演劇やダンサーとのコラボレーションも意欲的に行なっている。第7回日本管打楽器コンクール第2位(1990)、リー・ハワード・スティーブンス国際マリンバコンクール第2位(1995)、ダルムシュタット国際現代音楽祭クラニヒシュタイン賞(1996)などを受賞。現在、世界的にも最も優れた打楽器奏者のひとりとして、自由な音楽的なフィールドで独自の活躍をしている。クラシック音楽の古典から同時代音楽作品まで、レパートリーは云うに及ばず、鋭く研ぎ澄まされた音楽的な感受性、その自然体の軽やかさや俊敏な身振りなど、新しい世紀の到来にふさわしい真に21世紀の打楽器奏者といえるだろう。

古部賢一(オーボエ)

Ken-ichi Furube, oboe
(c) Naoko Ogura
東京芸術大学在学中に22歳で新日本フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者に就任、現在に至る。オーボエを中山和彦、北島章、小畑善昭、小島葉子、ランダル・ヴォルフガング、ギュンター・パッシンに、また室内楽を村井祐児、中川良平の各氏に師事。新日本フィル定期公演、ジャパン・チェンバー・オーケストラ、イタリア合奏団、ミラノ・スカラ弦楽合奏団など国内外の数多くのオーケストラのソリストとして、協奏曲作品を演奏。同時に室内楽の分野でも幅広く活躍中。ソロ・リサイタルも多く行い、オーボエの新たな可能性に挑戦を続けている。柔らかく甘い音色、バロックから近現代まで幅広い様式に対応する柔軟性と音楽性によって、熱い注目を集める。これまで共演した故メニューイン、ロストロポーヴィッチ、故朝比奈隆、故シモン・ゴールドベルクなど、多くの名匠から高い評価と薫陶を受けている。小澤征爾からの信頼も厚く、1994年よりしばしばサイトウ・キネン・オーケストラに参加。1998年には長野ウィンター・オーケストラ(オリンピック・オーケストラ)にも参加した。第10回出光音楽賞受賞をオーボエ奏者として初めて受賞。近年には、塩谷哲(ピアノ)、渡辺香津美(ギター)など、ジャンルを超越した活動を続けている。鈴木大介(ギター)とのコラボレーションも好評を得ており、2002年にアルバム「DAYDREAM」(フォンテック)をリリースした。ほかに、キングレコードよりソロ・デビュー・アルバム「ドルチェ」と、ミラノ・スカラ弦楽合奏団と共演したバロック協奏曲集「アマービレ」をリリースしている。現在、愛知県立芸術大学非常勤講師として後進の指導にもあたっている。

クリスチャン・リンドバーグ(トロンボーン)

Christian Lindberg, trombone
常識を遥に越える超絶技巧を持ち合わせ、トロンボーンをソロ楽器として定着させた草分け的存在として世界で最も注目される音楽家。常に意欲的にレパートリーを開拓し、オリジナル曲から大曲のアレンジもの、また現代作曲家からの献呈作品まで莫大な数にのぼるが、どんな大作であろうと常に暗譜で演奏に臨む超人ぶり。武満徹をはじめ世界初演も数多く行い、常に大成功をおさめて話題を集めている。これまでにシカゴ交響楽団、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団、BBC交響楽団をはじめ、数々の世界一流オーケストラ、世界を代表する指揮者と共演している。2004~2005年シーズンには、イギリスの作曲家マーク=アンソニー・ターネージのトロンボーン協奏曲をロンドン・フィルハーモニー管弦楽団と、またスウェーデン作曲家ロルフ・マルティンソンのトロンボーン協奏曲をロイヤル・ストックホルム・フィルハーモニー管弦楽団とアラン・ギルバートの指揮で初演。近年は指揮活動も行っており、ノーザン・シンフォニア、ヘルシンキ・フィルハーモニー管弦楽団、アイルランド交響楽団、サン・パウロ交響楽団、スウェーデン・チェンバー・オーケストラ、プラハ交響楽団、ハーグ・レジデント・オーケストラなどと共演。さらに作曲家としては、シカゴ交響楽団やスコットランド・チェンバー・オーケストラなどから委嘱を受けている。BIS専属アーティストとして、これまでにリリースしたCDは64枚を越えている。

CD情報

コンサートホール開館10周年記念CD《武満徹の宇宙》 4月4日 発売!


東京オペラシティ コンサートホール:タケミツ メモリアルは、おかげさまで今年開館10周年を迎えます。
これを記念し、昨年5月28日に行われた東京オペラシティ文化財団主催公演「武満徹|Visions in Time オーケストラ・コンサート《武満徹の宇宙》」のライブ録音CDを発売いたします。(発売日:2007年4月4日)



東京オペラシティ コンサートホール開館10周年記念 CD
《武満徹の宇宙 Cosmos of Toru Takemitsu》


指揮:若杉 弘/高関健、ピアノ:高橋悠治、パーカッション:加藤訓子、オーボエ:古部賢一、トロンボーン:クリスチャン・リンドバーグ、東京フィルハーモニー交響楽団

武満徹:
・カシオペア
・アステリズム
・ジェモー

収録:2006年5月28日
東京オペラシティ コンサートホール(ライブ録音)

定価:1,050円(税込)
品番:TOCCF-10

企画制作・発売:財団法人東京オペラシティ文化財団
販売:タワーレコード株式会社



[記念碑的コンサートの記録]
東京オペラシティ文化財団の芸術監督でもあった武満徹氏の没後10年を記念した演奏会「武満徹の宇宙」(2006年5月28日)は、伝説的作品3曲《カシオペア》《アステリズム》《ジェモー》を一挙上演するという衝撃的なプログラムと、理想的なキャスティングで、武満徹メモリアルイヤーの話題をさらい、会場は現代音楽の演奏会としては異例とも言える満員の聴衆の熱気に包まれました。

若杉のリーダーシップ、病気で出演を断念した岩城宏之の想いを引き継いだ高関の見事な代役、独自の世界を繰り広げた加藤の鮮やかなパフォーマンス、切れ味と美しさに加え円熟味すら見せた高橋のピアノ、古部とリンドバーグの壮絶なソロワーク。── 武満徹のイマジネーションの宇宙を描ききる、まさに一期一会の名演を、臨場感あふれる録音でお楽しみください。

■4月4日[水]発売

■全国のタワーレコード店舗、およびオフィシャルサイト「@TOWER.JP」にてお求めいただけます。

*曲目、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。


主催:東京オペラシティ文化財団
協賛:日本生命保険相互会社/NTT都市開発株式会社/小田急電鉄株式会社
協力:相互物産株式会社

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