武満徹作曲賞

審査員紹介

2022年度審査員 ブライアン・ファーニホウ (イギリス) Brian Ferneyhough (United Kingdom)
© Colin Still

プロフィール

1943年、イギリス、コヴェントリー生まれ。1970年代半ばに国際的に認知されて以降、現代音楽界において最も影響力がある作曲家であり音楽思想家の一人。

バーミンガム音楽院とロンドンの英国王立音楽院で学んだのち、1968年にメンデルスゾーン奨学金を授与されアムステルダムでトン・デ・レーウに、翌年には奨学金を得てバーゼル音楽院でクラウス・フーバーに師事した。《弦楽四重奏のためのソナタ》(1965-67)、《エピサイクル》(1968)、《ミサ・ブレヴィス》(1969)が1968年から3年連続でガウデアムス国際作曲賞に入賞したほか、ISCM(国際現代音楽協会)イタリア支部から《ファイアサイクル・ベータ》(1969-71)、《タイム・アンド・モーション・スタディⅢ》(1974)が表彰されている。

代表作として、演奏不可能なほどの極度に複雑な音楽「新しい複雑性」による《想像の牢獄》シリーズ(1981-86)や、1960年代以来継続して取り組む弦楽四重奏曲などがある。

近作にはアンサンブルのための《インコンジャンクションズ》(2014)、《Contraccolpi》(2014-15)のほか、16世紀イギリス・ルネサンスの作曲家に触発された連作《アンブレイションズ》(2001-17)があり、アルディッティ弦楽四重奏団とアンサンブル・モデルンによりヴィッテン現代室内楽祭にて初演された。

1984〜96年、ダルムシュタット夏期現代音楽講習会の講師を務める。1984年フランス芸術文化勲章シュヴァリエ受章。ベルリンとバイエルンの芸術アカデミー会員。英国王立音楽院フェロー。2007年シーメンス音楽賞受賞。現在スタンフォード大学教授として後進の指導にもあたっている。

作品はペータースより出版されている。

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