スティーヴ・ライヒ
80th ANNIVERSARY
《テヒリーム》
ライヒ80歳記念。
熱狂の2012年《ドラミング》公演以来
ライヒ自身も4年ぶり来日。
番組名:NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」(再放送)
放送日時:2020年1月29日[水]5:00〜5:55
番組名:NHK-FM「ベストオブクラシック」(再放送)
放送日時:2018年6月1日[金]19:30〜21:10
番組名:NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」(再放送)
放送日時:2018年1月8日[月]5:00〜5:55
番組名:NHK-FM「現代の音楽」
放送日時:2017年12月17日[日]/12月24日[日] 各日8:10〜9:00(2回に分けての放送)
番組名:NHK-FM「ベストオブクラシック」
放送日時:2017年5月26日[金]19:30〜21:10
番組名:NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」
放送日時:2017年4月14日[金]5:00〜5:55
[出演]
パーカッション/指揮:コリン・カリー
コリン・カリー・グループ
シナジー・ヴォーカルズ
ゲスト:スティーヴ・ライヒ
[曲目]
- ライヒ:クラッピング・ミュージック(1972)
- ライヒ:マレット・カルテット(2009)
- ライヒ:カルテット(2013)
- スティーヴ・ライヒ トーク(聞き手:前島秀国/通訳:久野理恵子)
- ライヒ:テヒリーム(1981)
(2日間同一プログラム)

チケット情報
- [料金]全席指定(税込)
- 各日 S:¥9,000 A:¥7,000 B:¥5,000 C:¥4,000
- [チケット発売日]
- Arts友の会優先発売 :11月12日[土]
(特典:10%割引)
一般発売 :11月19日[土] - [チケット取り扱い]
-
- 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
→インターネット予約 - チケットぴあ 0570-02-9999 http://t.pia.jp(Pコード:305-076)
→チケットぴあ:公演詳細ページ - ローソンチケット 0570-000-407 http://l-tike.com/(Lコード:35107)
→ローソンチケット:公演詳細ページ - イープラス http://eplus.jp/
→イープラス:公演詳細ページ
- 東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
公演について
出演者プロフィール
スティーヴ・ライヒ(作曲家)

オフィシャルサイト http://www.stevereich.com/
コリン・カリー(パーカッション/指揮)

オフィシャルサイト http://www.colincurrie.com/
コリン・カリー・グループ

オフィシャルサイト http://www.colincurriegroup.com/
シナジー・ヴォーカルズ

オフィシャルサイト http://www.synergyvocals.com/
ムービー
Strings of Autumn Music Festival, Prague (2014)
(ライヒとコリン・カリーによる《クラッピング・ミュージック》演奏の様子、インタビューなど)
Reich Tehillim concert video, Muziekgebouw, Amsterdam (March 2011)
(シナジー・ヴォーカルズ(共演はASKO=シェーンベルク・アンサンブル)による《テヒリーム》全曲)
Reich, Kuitenbrouwer from Aad van Nieuwkerk on Vimeo.
Colin Currie Group: Steve Reich - Mallet Quartet (excerpt) (音声のみ)
Colin Currie Group: Steve Reich - Quartet (excerpt) (音声のみ)
Red Bull Music Academyによるスティーヴ・ライヒへのインタビュー/レクチャー(日本語字幕付き)
Steve Reich Lecture (JAPANESE sub) from Red Bull Music Academy on Vimeo.
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。
主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人/NTT都市開発株式会社
2012年《ドラミング》公演のカーテンコール
© 大窪道治/東京オペラシティ文化財団
2016年10月3日に80歳を迎えたミニマルの大御所スティーヴ・ライヒが、東京オペラシティ コンサートホールに初めて登場したのは、2008年のこと。その終演後、ライヒは筆者にこう洩らした。「こんなに美しいホールは見たことがない。音がすごく生き生きしている。空間に高さがあるので、アンサンブルにとてもいい」。その公演で《18人の音楽家のための音楽》を成功させたライヒは、2012年《ドラミング》公演にも帯同し、再びファンを熱狂の渦に巻き込んだ。そして全世界がライヒ生誕80年を祝賀する中、ついにライヒが東京オペラシティに3度めの登場を果たす。
プログラムの目玉は、ライヒが自ら「私の最高傑作」と呼び、かねてより東京オペラシティでの演奏を希望していた《テヒリーム》。彼のアンサンブル曲としては最大級の演奏人数が要求される大作ゆえ、過去の来日公演で一度も演奏が実現しなかった作品である。ライヒの宿願を達成すべく、今回演奏を担当するのは、2012年《ドラミング》公演を大成功に導いたコリン・カリー・グループとシナジー・ヴォーカルズ。世界的に見ても、これ以上の強力な演奏陣でライヒ作品を聴くことは、ほとんど不可能と言っていい。さらに、ライヒがカリーのために書いた新作《カルテット》の日本初演、ライヒとカリーの共演による《クラッピング・ミュージック》の演奏と、ライヒ生誕80年にふさわしい豪華なプログラムとなっている。
ライヒ自身が認めた最高の環境と最高の演奏陣で聴く、ライヒの最高傑作。その本番は、日本のミニマル演奏史に永遠に記憶される歴史的コンサートとなるだろう。
前島秀国(サウンド&ヴィジュアル・ライター)