エレーヌ・グリモー
ピアノリサイタル
“Memory”

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日時:
2018年11月14日[水]19:00
会場:
コンサートホール     ホールへの行き方   座席図

クリアで色彩的な音色を駆使し、情熱的に作品の世界に迫る。

予定枚数終了

[東京オペラシティチケットセンター]
TEL.03-5353-9999

[出演]

エレーヌ・グリモー(ピアノ)

[曲目]

  • シルヴェストロフ:《3つのバガテル》op.1より 第1曲(2005)
  • ドビュッシー:《2つのアラベスク》より 第1番 ホ長調
  • シルヴェストロフ:《3つのバガテル》op.1より 第2曲(2005)
  • サティ:グノシエンヌ 第4番
  • ショパン:ノクターン 第19番 ホ短調 op.72-1
  • サティ:グノシエンヌ 第1番
  • サティ:《冷たい小品》より「歪んだ踊り」第1曲
  • ドビュッシー:レントより遅く
  • ショパン:マズルカ 第13番 イ短調 op.17-4
  • ショパン:ワルツ 第3番 イ短調 op.34-2
  • ドビュッシー:《ベルガマスク組曲》より 第3曲「月の光」
  • ドビュッシー:夢想
  • サティ:《冷たい小品》より「歪んだ踊り」第2曲
  • ラフマニノフ:ピアノ・ソナタ 第2番 変ロ短調 op.36

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チケット情報

[料金](全席指定・税込)
S:¥7,000 A:¥5,000 B:¥3,000
[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :6月16日[土](特典:10%割引)
「インターネット予約」会員優先発売:6月21日[木]
一般発売 :6月23日[土]
[チケット取り扱い]

予定枚数終了

公演について

思いのあとさき ── エレーヌ・グリモー“Memory”をめぐって

© Mat Hennek/DG

もし記憶というものが続いていかないとしたら、あなたやわたしはどうやって、自分自身でいられるだろう? いったいどのようにして相互に信頼を育むことができるのだろう?
これは、小説や映画の大きなテーマでもあるが、ふりかえって音楽はといえば、そもそも記憶なしにはあり得ない。時間の推移は、記憶の流れそのものであり、それこそ生命の移ろいでもある。ひとつの音楽会は、多種多様な記憶の時間を現在に収束させるものだ。
「音楽自身が音楽を思い出す、そういうことが始まっているのかも知れない。かつてあったばらばらのことをいまの時点でひとつに繋げていくのが、記憶のひとつの要素なのです」。昨年80歳での初来日を果たしたヴァレンティン・シルヴェストロフもそのように語っていた。
エレーヌ・グリモーが記憶の糸をたぐるように織りなす“Memory”のリサイタル・プログラムは、そのシルヴェストロフの記憶をめぐる近年の省察から始まり、作曲家が愛するショパン、そしてサティとドビュッシーのさまざまな小品を連想していく。ラフマニノフの変ロ短調ソナタは、グリモーがCDデビューまもない1980年代半ばから強い愛着を鮮やかに示してきた曲で、再録音も含めて、長年の音楽活動を通じて深い記憶を温めてきた音楽である。グリモー独特の感受性は、これまでも『credo』、『resonances』そして『WATER』といったコンセプチュアルなディスクに結ばれてきたが、次作に期待される『Memory』も含めて、これらすべては音楽の本質を表す言葉でもある。
そして、彼女の音楽の生命の瞬間が流れのなかで鮮やかに体感されるのは、ほかならぬコンサートの時空だ。グリモー自身が数年前に話していたように、「舞台に立つのは、真実のためではない。なぜなら真実は人によってみんな違うから。それは自分のもっているすべてを与えるため。自分と音楽との関係のなかで真率であること」。
「さまざまな現象にさらに注意を向けること。音楽はそれをさせてくれる」とは再びシルヴェストロフの言葉だが、多才な活動を続けるグリモーに、そっとふさわしい響きだろう。

青澤隆明(音楽評論)

出演者プロフィール

エレーヌ・グリモー(ピアノ)

Hélène Grimaud, piano
© Mat Hennek/DG
マルチな才能を持つエレーヌ・グリモー。あらゆる表現を可能にする技術を持った、詩的かつ情熱的で献身的な音楽家というだけでなく、ピアノという楽器をはるかに超えて拡がる才能を持ち、野生動物の保護活動、人権活動、文筆といった複数のフィールドでも活動している。
1969年フランス、エクサン・プロヴァンス生まれ。地元の音楽院で学んだ後マルセイユ音楽院でピエール・バルビゼに師事。13歳でパリ国立高等音楽院に入学、3年後に1等賞を得て卒業。その後もジェルジ・シャンドールとレオン・フライシャーに師事した。1987年は、カンヌ国際音楽祭、ラ・ロック・ダンテロン・ピアノ・フェスティヴァルヘの出演、東京での初リサイタル、ダニエル・バレンボイムの招きによるパリ管との共演と、グリモーのキャリアにとって一大転機の年となり、その後現在に至るまで多くの世界的指揮者、オーケストラと共演している。1984年にCDデビュー。翌年85年にリリースしたラフマニノフの《ピアノ・ソナタ第2番》がモントルーのディスク大賞を受賞し、以後、多くの賞を受賞している。現在はドイツ・グラモフォンへ録音を続けている。2000年にフランス文化省から芸術文化勲章オフィシェに叙せられた。

*曲目、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。


主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人/NTT都市開発株式会社

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東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール


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