ラ・プティット・バンド
《マタイ受難曲》

チラシ拡大

日時:
2016年3月5日[土]15:00
会場:
コンサートホール     ホールへの行き方   座席図

繊細な美しさ際立つ小編成。
1パート1名、ソリストが合唱も受け持つ清新な響き。
ついに実現、クイケン率いるラ・プティット・バンドの《マタイ》、日本初披露。

[出演]

ラ・プティット・バンド
音楽監督&ヴァイオリン:シギスヴァルト・クイケン

ソプラノI:ミンナ・ニーベリ
ソプラノⅡ:マリー・クイケン
アルトI:ルチア・ナポリ
アルトⅡ&証人Ⅰ:リディア・ヴィネス・カーティス
テノールI & エヴァンゲリスト:シュテファン・シェルペ
テノールⅡ&証人Ⅱ:バルタザール・ズーニガ
バスI & イエス:シュテファン・ヴォック
バスⅡ:イェンス・ハーマン

ソプラノ・イン・リピエーノ、女中Ⅰ&Ⅱ、ピラトの妻:クリスティン・ネース
ペトロ、ピラト、祭司長Ⅱ:オリヴィエ・ベルテン
ユダ、大祭司カヤパ、祭司長Ⅰ:ニコラ・アッフテン

[曲目]

  • J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244(日本語字幕付) 

マークのある曲は試聴できます。 試聴サービスについて

  • チケット情報
  • 公演について
  • 出演者プロフィール
  • CD情報

チケット情報

[料金](全席指定・税込)
S:¥11,000 A:¥9,000 B:¥7,000 C:¥5,000 D:¥3,000
[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :8月21日[金](特典:10%割引)
一般発売 :8月28日[金]
[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:269-729)
ローソンチケット 0570-000-407
イープラス http://eplus.jp/
JTB各支店、JTBトラベランド各店舗 http://www.jtb.co.jp/ticket/

公演について

シギスヴァルト・クイケン

バッハの心の中心に触れる感動体験〜
クイケンとラ・プティット・バンドの「マタイ」

クイケンはソリスト編成の「マタイ」に強い確信を抱いている。バッハの合唱曲を各パート一人のソリストが歌うという理論を音楽学者リフキンが発表したのは1981年のこと。当時それは賛否両論の激しい論争を巻き起こした。クイケンも長い間懐疑的だったが、90年代末に正しいと思うようになったという。
クイケンは言う。バロック期は器楽も声楽も各パート一人が原則だった。当時の合唱を意味する「コーロ」(伊語)は、彼らソリストたちのグループを意味していた。そこには多くの人が声を合せて歌うという今日的な意味はない。バッハの合唱のパートは名人芸的だけれど、当時の演奏様式と卓越した技術を備えたソリストが演奏すれば、より親密であるとともに、音楽の持つパワーがより良いかたちで現われる。
もちろん大事なことは歴史的な正当性ではなく説得力の有無であり、それをもたらすのは演奏家の確信だ。瞑想をしている、とクイケンが打ち明けてくれたのは、2年前の来日の折のことだった。「瞑想をすると雑念がなくなる。内的な確信が得られ、物事の本質と直接触れ合うことができるようになる。《マタイ受難曲》の美しさはどこからくるのか。学問的な研究をすればある程度のことは分かるでしょう。でも瞑想をすると心の中心にあるものが見えてくる。西洋人はそれを神や愛と呼ぶ。バッハは大いなる信仰を通してそれとコンタクトを取っていた。それは彼の音楽を聴けば分かります」。
筆者も以前ソリスト編成による受難曲を聴いたことがあるが、驚くほど豊かなサウンドだったし、一人の歌手が、ソロと合唱を受け持つので両者が分離することなく、同一の次元で物語が進行していくような感銘を受けた。でもそれはライヴでこそ味わえるもの。本邦初披露となる今回の「マタイ」にはクイケンが実力を認めた11名の歌手と20数名の器楽奏者が参加する。四旬節の午後のひと時にクイケンの見出した「バッハの心の中心」に触れる感動体験ができることを、今から心待ちにしている。

那須田 務(音楽評論家)

出演者プロフィール

ラ・プティット・バンド

La Petite Bande
*写真は、今回の演奏メンバーとは異なります。
1972年シギスヴァルト・クイケンとグスタフ・レオンハルトにより結成されたバロック・オーケストラ。その名称と構成は、ルイ14世の宮廷におけるリュリのオーケストラにちなんでいる。レコード会社のドイツ・ハルモニア・ムンディが録音する、レオンハルト指揮のリュリ『町人貴族』のために組織される。楽団の目的は、古楽器(作曲家当時のオリジナル楽器またはそのコピー)や正統的(オーセンティック)な演奏習慣、オリジナルな演奏技法を用いて、音楽を正統的な形で復活すること、歴史的に忠実な響きと、無趣味だったり形式的ではない音楽を実現することにある。録音が大成功だったためにオーケストラは定期的にコンサートや音楽祭に招かれるようになり、結局、恒常的な団体として活動することになる。結成以来、レオンハルトとS.クイケンが指揮を分け合ってきたが、S.クイケンが常任指揮者を務めている。今日ではそのレパートリーも、もはや当初のフランス・バロック音楽に留まらず、コレッリやヴィヴァルディなどのイタリア・バロック、バッハやヘンデルのドイツ盛期バロック、さらにハイドンやモーツァルトといったウィーン古典派にまでおよび、国際的にその演奏は高い評価を得ている。1993年に初来日、ハイドン《天地創造》で日本のファンにその実力を披露、以後定期的に来日し、歴史を誇るバロック・オーケストラのパイオニアとして高い水準の演奏で毎回聴衆を魅了している。ヨーロッパ各地の主要な音楽祭、コンサートホールにも常に登場しており、その自然で美しい演奏は、現在増えてきているオリジナル楽器のオーケストラの最高峰と称されている。

http://www.lapetitebande.be/

CD情報

ラ・プティット・バンド
J.S.バッハ:《マタイ受難曲》


レーベル:Challenge Classics
品番:CC72357(SACDハイブリッド・3枚組)

*曲目、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。


主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団
協賛:日本生命保険相互会社
協力:相互物産株式会社

ページトップ

東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール


閉じる