武満徹作曲賞 審査員紹介

カイヤ・サーリアホ

© Priska Ketterer

2015年度審査員

カイヤ・サーリアホ(フィンランド)
Kaija Saariaho (Finland)

受賞者決定(2015.5.31)

応募締切:2014年9月30日[火]18:00

本選演奏会:2015年5月31日[日]15:00

コンポージアム2015(本選演奏会を含む東京オペラシティの同時代音楽企画)
  • 関連情報
  • プロフィール
2013.11.6

■サーリアホがスウェーデンで最も権威ある音楽賞「ポーラー音楽賞(Polar Music Prize)」を受賞しました。

8月27日にストックホルムで行われた授賞式では、カール16世グスタフ国王から楯と花束が贈られました。

■2013/14のシーズンでは、ストラスブール・フィルハーモニー管弦楽団、リヨン国立管弦楽団のアーティスト・イン・レジデンスを務めます。

2013.4.16

■サーリアホが、毎年パリのシテ・ドゥ・ラ・ミュジークで開催されている「Domaine Privé(ドメーヌ・プリヴェ)」において今年の4月に特集作曲家として紹介されています。

2012.10.11

■サーリアホの60歳を祝い、各地でさまざまな記念イベントが行われます。

作曲家。1952年10月14日、ヘルシンキ生まれ。幼少時より音楽に親しみ、ヘルシンキ工芸大学でヴィジュアルアートを学んだ後、1976年よりシベリウス・アカデミーでパーヴォ・ヘイニネンに作曲を師事。在学中にマグヌス・リンドベルイやエサ=ペッカ・サロネンらとともにモダニズムを推進する作曲家グループ「コルヴァト・アウキ!(耳を開け!)」を結成した。引き続きフライブルクとダルムシュタットで、ブライアン・ファーニホウとクラウス・フーバーに学び、1982年からIRCAM(フランス国立音響音楽研究所)での研究を開始。そこで身に付けたコンピュータ音楽とライヴ・エレクトロニクス技術の応用は、1980年代の彼女の作風を特徴づけるものとなり、《フェルブレンドゥンゲン》(1984)や《睡蓮-秘密の花園Ⅲ-》(1987)など、カラフルな音色や濃密な音群の繊細な変容を強調した作品により世界的な評価を確立していった。

1990年代になると、そこに旋律のゆらぎや表情の豊かさ、スピード感が加わるとともに、リズミックな要素も強調されるようになり、ヴァイオリン協奏曲《グラール・シアター》(1994)、ソプラノとオーケストラのための《魂の城》(1996)、ソプラノとエレクトロニクスのための《彼方の》(1996)、オーケストラのための《オリオン》(2002)などが書かれた。

2000年、初めてのオペラ『彼方からの愛』がザルツブルク音楽祭で初演されるや、グロマイヤー賞をはじめとする数々の受賞に輝き、大成功作となった。

2006年、2作目のオペラ『アドリアナ・マーテル』(2005)が、前作に続きピーター・セラーズ演出によりバスティーユ・オペラで初演。最近も、オラトリオ《シモーヌの受難》(2006)、ボストン交響楽団創立125周年記念委嘱作品《ノーツ・オン・ライト》(2006)、パリ管弦楽団ほかによる共同委嘱作品《ミラージュ》(2007)、ベルリン・フィル委嘱作品《ラテルナ・マジカ(幻灯機)》(2008)などを発表、2010年には3作目のオペラ『エミリー』(2008)がアムステルダムで初演されるなど、現代フィンランドを代表する作曲家の一人として活躍を続けている。

作品は、Chester Music および Edition Wilhelm Hansenから出版されている。


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