アートと話す アートを話す
Home
Contents
Exhibition Gallery Events Information
Exhibition|展覧会
イントロダクション 色・かたち・空間 素材・技法・展示方法 アートの主題 アートと社会 展示会オリジナルワーク
色・かたち・空間
バウハウスからコンテンポラリー・アートへ
←Back Next→
作品がどのような要素で構成されているか、という点を分析することは、鑑賞の重要な手がかりとなります。作品に表情を与える色は、その配置によって見る人の知覚にさまざまな効果をおよぼします。また点や線、面などで表されるかたちや奥行きは、作品を形成する骨組みといえるでしょう。作品を構成する要素を丁寧に観察することは、どのような作品でも可能で、基本的な作業です。
こうした要素が生む効果は、1919年にドイツで設立された造形芸術学校・バウハウスにおいて研究が深められました。バウハウスの教師のひとり、ヨーゼフ・アルバースの作品は最小限の要素による厳格な抽象絵画ですが、画面に感じられる「動き」は、注意深く配置された色面同士の緊張によって生み出されていることに気付きます。
アーティスト:
ヨーゼフ・アルバース、ヨハネス・イッテン、オスカー・シュレンマー、マックス・ビル、ヴィリ・バウマイスター、ウルリッヒ・エルベン ほか
photo
カミーレ・グレーザー《相関する具体性》1952(参考作品)
素材・技法・展示方法
photos: DaimlerChrysler Art Collection
ARTGALLERY DAIMLERCHRYSLER