光の魔術師:インゴ・マウラー展 Ingo Maurer ─ Light ─ Reaching for the Moon
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Exhibition|展覧会 Exhibition page|123

1990年代から現在に至るまでの数々の作品とインスタレーションが、天井高のある広大なギャラリー2の空間を存分に用いて展開されます。
80年代には和紙、90年代にはLEDを使った照明の開発を始めるなど、照明デザインにおいても未開発の分野に挑戦し続けるマウラーは、展覧会場やショールームなど、特定の場所や条件下での制作発表にも活動を広げています。マウラーがイメージする光を作り上げることができるインスタレーションは、その新たな創造の契機の場となっています。
日本の文化からの影響が色濃い和紙のシェードのシリーズ《マモ・ノーチェス》、水面の揺れに合わせて影が墨絵のように動く《タブロー・シノワ(Tableau Chinois)》(中国風絵画)、LEDの技術を用いた発光するテーブルやドレス、そして日本でも一躍人気となった、翼がある電球《ルーチェリーノ(Lucellino)》を使ったインスタレーション《バーズ・バーズ・バーズ(Birds, Birds, Birds)》など、幻想的な空間を体感できます。
《パーディー》
Birdie, 2002
Design: Ingo Maurer
Photo: Markus Tollhopf, Hamburg
《ヴォ・トム・プ(1〜3)》
Wo-Thum-Bu(1-3), 1998
Design Dagmar Mombach,
Ingo Maurer and the team
Photo: Tom Vack, Munich
《LEDベンチ》
LED Bench, 2002
Photo: Tom Vack, Munich
Art Gallert