バッハ・コレギウム・ジャパン
モーツァルト生誕250年記念特別演奏会

バッハ・コレギウム・ジャパンのモーツァルト《レクイエム》チラシ

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日時:
2006年12月10日[日]15:00
会場:
コンサートホール     ホールへの行き方   座席図

モーツァルトには現実から非常に遠い非日常的な美しさ、音楽そのものの美しさを求める抽象的な美しさがあります。

  • 【アンコール曲】 モーツァルト:アヴェ・ヴェルム・コルプス

[出演]

指揮:鈴木雅明
ソプラノ:森麻季
アルト:マリアンネ・ベアーテ・キーラント
テノール:アンドレアス・ヴェラー
バス:ドミニク・ヴェルナー
合唱と管弦楽:バッハ・コレギウム・ジャパン

[曲目]

  • モーツァルト:証聖者の荘厳な晩課[ヴェスペレ]K.339
  • モーツァルト:レクイエム ニ短調 K.626

  • チケット情報
  • 公演について
  • 出演者プロフィール

チケット情報

[料金](全席指定・税込)
S:¥9,000 A:¥8,000 B:¥6,000 C:¥5,000 D:¥4,000
[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :8月25日[金](特典:10%割引)
一般発売 :9月1日[金]
インターネット予約受付開始(予定) :9月5日[火]10:00~
[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:235-715)
イープラス http://eplus.jp/
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:33411)
CNプレイガイド 0570-08-9990

公演について

モーツァルトには現実から非常に遠い非日常的な美しさ、
音楽そのものの美しさを求める抽象的な美しさがあります。


photo(c) K.Miura

モーツァルトや古典派の宗教作品は、バッハやバロック時代の作品とは全く違い、いわゆる音楽というものを言葉から自立させようという、ひとつの動きのなかにあったと思います。少し前の時代までは、言葉と音楽が本当に結びついていましたが、モーツァルトの時代の宗教音楽は“音楽は音楽、言葉は言葉”であり、ミサ曲やレクイエムの言葉はラテン語など皆が知っている言葉が多い。そういった言葉から得るインスピレーションや形式といったものを音楽に転化し、音楽の美しさを得ようということが目的だったと思うのです。

モーツァルトの場合は《レクイエム》に限らず、本当に美しいものがたくさんあります。それらは美しい旋律やハーモニー、すべてにおいてバランス良く非の打ちどころのないような響きを持っているので、バッハをアプローチするのとは全く違う、純粋な響きに対する面白みがあります。加えて《レクイエム》には晩年のモーツァルト自身の死に対するイメージと重なりあうような凄みやそこにこめられた情熱を感じ、バッハのラテン語作品とは全く違う意味で、単に旋律が美しいとか和声が美しいとかだけではなく、死が隣り合わせになったような美意識が魅力的です。

バッハは私には日常であり、非常に現実感あふれる音楽です。それに対してモーツァルトには現実から非常に遠い非日常的な美しさ、音楽そのものの美しさを求める抽象的な美しさがあります。だから今まで私達がバッハを演奏してきた時と、もちろん基本的には同じメンバーですけれども、楽器も多少違いますし、イメージは非常に違うと思います。(談)

鈴木雅明

出演者プロフィール

鈴木雅明(指揮者)

Masaaki Suzuki, conductor
photo(c) shuto mikio
東京芸術大学作曲科から同大学院オルガン科に進み、スウェーリンク音楽院ではチェンバロとオルガンを学ぶ。1990年、オリジナル楽器アンサンブルと合唱団〈バッハ・コレギウム・ジャパン〉を結成、J.S.バッハの宗教音楽作品を中心に幅広い活動を行っている。スウェーデンBIS社より50点を超えるCD をリリース、特に《J.S.バッハ:教会カンタータシリーズ》は、数少ない全曲録音企画として世界的に注目を集めている。またオルガン・チェンバロ奏者としても《J.S.バッハ:オルガン名曲集》《J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲》など多数リリースされている。また海外公演も盛んでソロで、またバッハ・コレギウム・ジャパンと共にドイツ、イタリア、スペインなどヨーロッパを中心に度々ツアーを行っている。近年では2003年4月にアメリカ・デビューで大喝采を浴び、2005年8月にはドイツのアンスバッハ、シュレスヴィヒ=ホルシュタイン両音楽祭に出演、成功を収めた。2006年5月、5カ国10公演に渡るヨーロッパ・グランド・ツアー行い、ロンドン、アムステルダムでのデビューは大きな話題となった。
2000年度音楽之友社賞2001年第42回毎日芸術賞受賞他、2001年ドイツ連邦共和国功労勲章功労十字小綬章を受章。2003年、辻荘一・三浦アンナ記念学術奨励金受賞。
現在、東京芸術大学教授。

森 麻季(ソプラノ)

Maki Mori, soprano
photo(c) yuji hori
東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。同大学院独唱専攻修了。文化庁海外派遣でミラノ、五島記念オペラ新人賞でミュンヘンへ留学中、ドミンゴ世界オペラコンテストを始め、国内外のコンクールで受賞を重ねる。ドミンゴに認められ、ワシントン国立歌劇場でアメリカデビュー以来、ワシントンとロスで《後宮からの逃走》《リゴレット》《パルシファル》《ホフマン物語》《ウェルテェル》《こうもり》をドミンゴ、フォン・シュターデ、アラーニャ、ジューン・アンダーソン、ブレンデル、ケント・ナガノと共演し絶賛を博す。昨年はサントリーホールでルイゾッティ、サッバティーニと《ラ・ボエーム》、ヴェネツィアでゴーギャンのオリジナルテキストを使った新作オペラ、ソフィア国立歌劇場《リゴレット》に出演。
小澤征爾、チョン・ミュンフンをはじめとする指揮者や内外のオーケストラとの共演も数多く、2005年はアシュケナージ指揮/NHK交響楽団とモーツァルト《レクイエム》《第九》で共演。アテネオリンピック団結式やメジャーリーグ開幕戦で国歌斉唱を行い、NHK大河ドラマ「義経」の紀行テーマ曲を歌う。2006年は、ウィーン・フィルのメンバーやゲヴァントハウス・バッハ・オーケストラとも共演、2007年ドレスデン国立歌劇場《薔薇の騎士》に出演予定。出光音楽賞、ホテルオークラ賞、ワシントン賞受賞。二期会会員。

マリアンネ・ベアーテ・キーラント(アルト)

Marianne Beate Kielland, alto
ノルウェー国立音楽アカデミーで研鑽を積み、2001/02年のシーズンはハノーヴァー国立歌劇場のアンサンブル・メンバーとして活躍した。その後、またたく間に、スカンジナビアでの主要な歌手の一人として名声を築き、ヨーロッパの数々のオーケストラや音楽祭に定期的に出演するようになった。P.ヘレヴェッヘはじめ、H.リリンク、M.ホーネック、J.リフキンなど、著名な指揮者との共演も多い。最近の活動としては、モーツァルトのレクイエム、ハ短調ミサ曲を、パリ、ブリュッセル、トリノ、ブレーメンなどで、P.ヘレヴェッヘ指揮/シャンゼリゼ管弦楽団と、また、マタイ受難曲は、ベルリン、パリ、ブリュッセル、アムステルダムなどで、H.C.ラーデマン指揮/RIASカマーコア・ベルリンと演奏することが決まっている。

アンドレアス・ヴェラー(テノール)

Andreas Weller, tenor
シュトゥットガルト児童聖歌隊で最初のレッスンを受け、その後ブルース・アーベルに声楽を、また指揮法および合唱指揮を学ぶ。ハンブルクではジェイムズ・ワグナーに学び、リートの栄誉賞付きディプロマを取得。リューベックの音楽アカデミーを経て、クリストフ・プレガルディエン、アーウィン・ゲイジのもと研鑚を積む。既にエヴァンゲリスト、オラトリオ歌手として国際的な活躍を見せており、2003年はヘレヴェッヘ指揮/コレギウム・ヴォカーレ・ゲントとのバッハ:カンタータ公演をはじめ、準メルクル指揮/シュトゥットガルト放送交響楽団、サント音楽祭ではヘレヴェッヘ、ダニエル・ロイス、シギスヴァルト・クイケンらと共演。これまでにべルニウス、リリンク、ハーディング、ヘンゲルブロック、コンチェルト・ケルン、ハルトムート・ヘル、ロジャー・ヴィニョールズ、キングス・シンガーズらとも共演している。

ドミニク・ヴェルナー(バス)

Dominik Wörner, bass
シュトゥットゥガルトで教会音楽を、フライブルクで音楽学とチェンバロを学ぶ。またスイスでもヤーコプ・シュテンプフリのもと歌とオルガンを学びディプロマを獲得。ペーター・コーイにはバロック演奏を学んだ。2002年ライプツィヒで開催された第13回国際バッハコンクールで優勝し、ライプツィヒ・バロック・オーケストラの特別賞も獲得。これまでに、コレギウム・ヴォカーレ・ゲント、ベルリン古楽アカデミー、シャンゼリゼ管弦楽団、バンベルク交響楽団、ブレーメン室内管弦楽団などと共演を重ね、またフランドル音楽祭、ボストン古楽音楽祭、プロムス、タングルウッド音楽祭など、多くの音楽祭に参加している。リート作品への興味も強く、特にドイツ・ロマン派作品の演奏にも取組み、さらに現代曲の初演なども行うなど、そのレパートリーは多岐にわたる。

バッハ・コレギウム・ジャパン(合唱と管弦楽)

Bach Collegium Japan, chorus & orchestra
photo(C)K.Miura
バッハ・コレギウム・ジャパンは、世界的なオルガン・チェンバロ奏者で東京芸術大学教授の鈴木雅明が、世界の第一線で活躍するオリジナル楽器のスペシャリストを擁して1990年に結成したオーケストラと合唱団。特にJ.S.バッハの宗教作品を中心とするバロック音楽を理想的に上演・普及させることを主旨とし、東京と神戸での定期演奏会に加え、全国各地でさまざまな演奏活動を行っている。録音も活発で、スウェーデンのBIS社から『J.S.バッハ:教会カンタータ全曲録音シリーズ』ほか『J.S.バッハ:マタイ受難曲』など50点近いCDがリリースされており、2002年には「BBCミュージック・マガジン」創刊10周年誌“過去10年のトップテン・ディスク”に選ばれる(バッハ:教会カンタータ・シリーズ)。03年ディアパゾン金賞(同シリーズ第22巻)、04年にはル・モンド・ドゥ・ラ・ムジク「ショック・オブ・ザ・イヤー」(同シリーズ第24&25巻)受賞など、国際的な評価を不動のものとしている。
海外演奏の機会も多く、97年以来ヨーロッパを中心に世界各地で演奏をしており、03年4月、6都市7公演を巡るアメリカツアーを行い、各地で満場総立ちの喝采を浴び各メディアにも絶賛された。また、05年5月は韓国公演、8月には6公演のドイツ公演を行い、大成功を収めた。さらに、06年3月には、再びアメリカ公演、さらに5月には5カ国10公演に及ぶヨーロッパ・グランド・ツアーを行ない、各地で高い評価を獲得した。
*曲目、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。


主催:東京オペラシティ文化財団
協賛:ジャパンリアルエステイト投資法人

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