侍BRASS 2010
風来山人《FURAISANJIN》

侍BRASS 2010 風来山人《FURAISANJIN》チラシ

日時:
2010年8月29日[日]15:00
会場:
コンサートホール     ホールへの行き方   座席図

オリジナル曲も大評判! ジャンルを超えた凄腕プレーヤーたちによるブラスアンサンブル。

  • 【アンコール曲】 トルコ行進曲
    スパイクブラス
    中川英二郎:剣《TSURUGI》

[出演]

トランペット:エリック・ミヤシロ / 辻本憲一 / 山本英司 / 三澤 慶
ホルン:森 博文
トロンボーン:中川 英二郎 / 野々下 興一
ユーフォニアム:齋藤 充
テューバ:次田心平
パーカッション:齋藤たかし

[曲目]

第一部

  • 中川英二郎:刀《KATANA》
  • 中川英二郎:風来山人《FURAISANJIN》
  • 川崎 龍:西洋婦人図
  • 中川英二郎:本日土用丑の日
  • 高橋宏樹:竹とんぼ
  • 石川亮太:御神酒天神

第二部
  • 三澤 慶 編曲:日本の歌メドレー
  • 石川亮太:漱石膏
  • 高橋宏樹 編曲:源内世界逍遥
  • 大野雄二(中川英二郎 編曲):ルパン三世のテーマ

  • チケット情報
  • 公演について
  • 出演者プロフィール
  • インタビュー

チケット情報

[料金](全席指定・税込)
S:¥3,000 A:¥2,000 B:¥1,000
[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :5月15日[土](特典:10%割引)
一般発売 :5月22日[土]
インターネット予約受付開始(予定) :5月25日[火]10:00~
[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:106-469)
イープラス http://eplus.jp/
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:36997)
CNプレイガイド 0570-08-9990
JTB各支店、JTBトラベランド各店舗 http://www.jtb.co.jp/ticket/

公演について

結成5年。進化し続けるブラス侍たちの新たなチャレンジ。
ジャズとクラシックのトッププレイヤーたちが集結するスーパー・アンサンブル。
2010年もブラスアンサンブルの新たな可能性を追求し続けます!

撮影:池上直哉


[メッセージ]
みなさん、こんにちは。
侍BRASS楽団長の中川英二郎です。いよいよ今年で5回目の東京オペラシティ公演となりました。記念すべき第5回公演を成功させようと、メンバー一同張り切っています。

今回は、過去の公演と少し趣向を変えてお届けしたいと考えています。その一つは編成です。今までは金管8重奏にこだわった内容でしたが、今年は金管8重奏は大切にしながらも、トランペット4重奏や中低音五重奏など少し変わった編成も取り入れて、金管アンサンブルの魅力を更に掘り下げてみたいと思っています。もう一つは、コンサートと新しくリリースするアルバムをシンクロさせる試みです。今まで、アルバムはオリジナル作品に絞って収録していましたが、今回はこのコンサートとほぼ同じ内容のプログラムになっています。コンサートの感動を自宅に帰っても楽しんでいただけるように企画しました。今年は、エリックさんも戻ってきて、これまで以上に盛り上げられるようがんばりますので、どうぞご期待ください。

中川英二郎

出演者プロフィール

中川英二郎(トロンボーン)

Eijiro Nakagawa, trombone
1975年東京都生まれ。15歳の頃よりライブやスタジオの仕事に着手。日本一忙しいスタジオミュージシャンとして活躍中。TVより聞こえてくる音の約7割が彼のものだと言われているほど。2001年より拠点をニューヨークに移し、世界を視野に入れた活動を開始。米国トッププレーヤーのジム・ピューとトロンボーンデュオ『E'nJ』を結成。3枚のアルバムをリリースするなど米国と日本を股にかけて活躍している。2008年にはNHK連続テレビ小説「瞳」のテーマ曲演奏も手がけ話題を呼んだ。侍BRASS楽団長。

エリック・ミヤシロ(トランペット)

Eric Miyashiro, trumpet
1963年ハワイ・ホノルル生まれ。日系三世。バークレー音楽院在学中からスタジオの仕事を開始。89年に来日。95年に日本国内最高のメンバーを集め“EM Band"を結成。吹奏楽やオーケストラの講師もつとめるなど、日本一多忙なスーパートランペッター。2000年に初のソロCD『Kick Up』リリース。03年に『City Of Brass』、06年に『Times Square』、08年に『PLEIADES』をリリース。

辻本憲一(トランペット)

Ken-ichi Tsujimoto, trumpet
1975年大阪府生まれ。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。1996年度第65回日本音楽コンクールトランペット部門第2位、並びに特別賞受賞。同年、第13回日本管打楽器コンクールトランペット部門第2位受賞。2000~2001年にアフィニス文化財団の助成を受けドイツ、ハンブルグに留学、マティアス・ヘフス氏に師事。1997年より東京フィルハーモニー交響楽団に入団。現在、同団首席奏者。

山本英司(トランペット)

Eiji Yamamoto, trumpet
1976年生まれ。東京藝術大学音楽学部器楽科卒業。2000年、第69回日本音楽コンクール入選。これまでに北村源三氏に師事。現在、読売日本交響楽団トランペット奏者。尚美ミュージックカレッジ専門学校講師、日本トランペット協会理事。

三澤 慶(トランペット)

Kei Misawa, trumpet
1970年東京都生まれ。東京音楽大学卒業。津堅直弘氏に師事。大学在学中より管楽器のための作品を多数発表。2006年吹奏楽コンクール課題曲《海へ…吹奏楽の為に》を発表。2008年Jリーグ川崎フロンターレ公式応援ソングを作曲。09年《音楽のまちのファンファーレ》をユベール・スダーン指揮、東京交響楽団により初演。

森 博文(ホルン)

Hirofumi Mori, horn
1966年熊本県生まれ。10歳でホルンを始め、12歳でモーツァルト《ホルン協奏曲第2番》を演奏する。作陽音楽大学卒業後、旧・西ドイツハノーファー音楽大学へ留学。帰国後、九州交響楽団へ入団。R.シュトラウス《ホルン協奏曲第1番》を九州交響楽団と協演。1993年より東京フィルハーモニー交響楽団へ移籍。現在、同団首席ホルン奏者。

野々下 興一(トロンボーン)

Koichi Nonoshita, trombone
1975年東京都生まれ。洗足学園音楽大学卒業。大学在学中よりフリーランスのバストロンボーン奏者としての活動を開始し、日本各地のオーケストラ、室内楽やスタジオレコーディング等での演奏活動を行う。第1回大阪トロンボーンコンペティション アンサンブル部門最高位入賞。バストロンボーンを秋山鴻市、平田慎の各氏に師事。昭和音楽大学講師。

齋藤 充(ユーフォニアム)

Mitsuru Saito, euphonium
1977年福島県生まれ。国立音楽大学卒業、ミシガン大学大学院修士課程修了、ノーステキサス大学大学院博士課程修了。日本管打楽器コンクール、フィリップ・ジョーンズ国際コンクール、レオナルド・ファルコーニ国際コンクールすべてにおいて第1位。現在国立音楽大学、同附属高等学校、尚美ミュージックカレッジ非常勤講師。

次田心平(テューバ)

Shinpei Tsugita, tuba
1979年京都府生まれ。京都市立音楽高校を経て京都市立芸術大学を首席卒業。第18回日本管打楽器コンクールテューバ部門第4位、第21回同コンクール第3位、第24回同コンクールにおいて審査委員満場一致の1位となる。2008年3月まで日本フィルハーモニー交響楽団に在籍。現在、読売日本交響楽団奏者。ジャパンテューバソロイスツ、The Tuba Bandのメンバー。洗足学園音楽大学非常勤講師。ブレーン・ミュージックよりDVD『テューバマスター』リリース。今年オクタヴィアレコードから自身初のソロCDをリリース予定。

齋藤たかし(パーカッション)

Takashi Saito, percussion
1976年宮城県生まれ。東京藝術大学打楽器科卒業。在学中からレコーディング、コンサート、ライブドラマーとして活動する。これまでにポルノグラフィティ、タッキー&翼、矢井田瞳、大塚愛、平原綾香、川嶋あい、東儀秀樹、小林武史、一青窈、Salyu、伊東たけし、NAOTOら数多くのアーティストと共演。自らが出演、監修を務めたDVD『ドラマーのためのリズム強化トレーニング(ATDV-177)』(アトス・インターナショナル)等リリース。ジャンルの枠を超えた演奏活動を展開している。

インタビュー


2006年のデビュー以来、毎年夏の東京オペラシティ公演で絶賛を博している「侍BRASS」が、5年目の今年新しい段階に入ろうとしています。絶大な人気を集める今、いったいどのようなアイデアを練っているのでしょうか。楽団長でもあるトロンボーン奏者・中川英二郎氏にお話をうかがいました。

2010年4月15日|取材協力:株式会社スーパーキッズ


この4年間は、主に学校の吹奏楽部にいるこどもたちを中心に、これまでの金管アンサンブルではあまり活躍できなかったユーフォニアムを含む金管八重奏というものに親しんでもらい、それを定着させることを意図してやってきて、一定の成果や手ごたえがあったと感じています。そこで、結成5年目にあたる今年から、編成にいろいろなバリエーションを持たせたり、楽団のプレゼンテーションにもさまざまな工夫を試みながら、自分たちの音楽の可能性をさらに追求していこうと思っています。

これまでのコンサートは、基本的に第1部が主に新しいアルバムの中から演奏するオリジナル曲、第2部はよく知られている曲やジャズを演奏するという構成でしたが、今年、5回目のコンサートと5枚目のアルバムは、内容をほとんど同じにし、コンサートの体験をCDでも楽しんでいただける、あるいはCDの内容をライヴで体験していただける、というコンセプトで進めていくつもりです。編成面では具体的に、これまでの八重奏の他に、トランペット四重奏や、中低音楽器五重奏(ホルン、ユーフォニアム、2トロンボーン、テューバ)に挑戦したり、さらに、楽団を2トランペット+ホルン+ユーフォニアムというグループと、2トランペット+2トロンボーン+テューバというグループの二つに分け、それらがかけあったりせめぎあったりするような、自分としても実験的な作品を書くつもりです。また、これまでコンサートにのみ参加していたパーカッションが初めてレコーディングにも加わります。しかもマリンバ。この組み合わせは音色面もリズム面も面白い効果を生むはずです。これはジャズのテイストになると思いますが、いきなりジャズの本流を持ち込むつもりはなく、まずは普段クラシックをやっている人にとってジャズへの入口になるような曲を提供できたらいいなと思っています。このような試みをいかに表現するか、コンサートでは楽器配置も見ながら立体的に楽しんでいただきたいですね。

こうしたアイデアは、すべてメンバーの中から生まれてきたものです。これまでたくさん八重奏の曲を発表してきて、ヒットしたものもある半面、なかなか再演に恵まれないものも少なくありません。そこで、従来の路線は残しつつも、これだけのミュージシャンが集まっている「侍BRASS」という楽団の性能の高さや柔軟性をより自由に発揮していこうという意見でまとまったわけです。おかげさまで人気のある今だからこそ、そこに安住せず新たなチャレンジに踏み出そう、余人をもって代えがたいプレーヤーがいるからこそ生まれる“侍サウンド”をもっと活かしていこうとメンバーみな思っています。その意味で、5年目からの「侍BRASS」は、より大人も楽しめるアンサンブルになっていくと思います。

この4年間での一番大きな変化は、「侍BRASS」という名前を笑われなくなったことです(笑)。最初は僕のまわりの音楽仲間からも怪訝な顔をされました。今は全国どこでもこの楽団名が知られていて、本当にうれしく、ありがたいことです。いずれにせよ、ファンも成熟してきた今、実験的野心的なプログラムと演奏は、ある意味「侍BRASS」の“使命”でもあると思っています。期待に応え、予想を超える。そんな演奏で、金管アンサンブルの一つのモデルを目指してこれからも挑戦と発展を続けますので、応援してください。

*曲目、演奏曲順、出演者等は、変更になる場合がございますのでご了承ください。
*就学前のお子様の同伴・入場はご遠慮ください。
*ネットオークション等での営利目的の転売はお断りします。


主催:東京オペラシティ文化財団
協賛:日本生命保険相互会社

ページトップ

東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール


閉じる