2015年度主催公演

2015年度
東京オペラシティ文化財団 主催公演一覧

*今後、公演が追加・変更になる場合があります。
*日程・公演内容等は変更になる場合がございますのでご了承ください。


東京オペラシティの同時代音楽企画
コンポージアム2015
カイヤ・サーリアホを迎えて

フィンランド出身、現代ヨーロッパを代表する作曲家サーリアホを「武満徹作曲賞」審査員に迎え、あわせて彼女の音楽世界を紹介します。

2015年5月28日[木]19:00 コンサートホール 〈コンポージアム2015〉
カイヤ・サーリアホの音楽 ─ オペラ『遥かなる愛』
(演奏会形式) (2/27[金]一般発売)

    • エルネスト・マルティネス=イスキエルド(指揮)
    • ジョフレ・リュデル:与那城 敬(バリトン)
    • クレマンス:林 正子(ソプラノ)
    • 巡礼の旅人:池田香織(メゾソプラノ)
    • 東京混声合唱団(合唱指揮:大谷研二)
    • 東京交響楽団
    • 映像演出:ジャン=バティスト・バリエール
  • サーリアホ:オペラ『遥かなる愛』(2000、日本初演)
    [演奏会形式/フランス語上演/日本語字幕付]
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カイヤ・サーリアホ
©Priska Ketterer

 

与那城敬
©Kei Uesugi

エルネスト・マルティネス=イスキエルド

 
 

池田香織

林正子
©anju

この作品はサーリアホが初めて手掛けたオペラで、2000年夏、ケント・ナガノの指揮によりザルツブルク音楽祭で初演、2001年には共同委嘱者であるパリ・シャトレ座でフランス初演され、その後もドイツ、イギリス、アメリカ等でたびたび演奏されている大変評価の高い作品です。12世紀フランスの偉大な吟遊詩人ジョフレ・リュデルの『La Vida breve』をもとにした、レバノン生まれの作家アミン・マアルーフの台本による。
貴族階級の享楽生活に嫌気がさし、遥かなる理想の愛を求めるリュデル。そこに巡礼者が海の向こうの彼方にそのような女性が存在することを告げ、リュデルは彼女を探す旅に出ます。しかし旅の途中で病んでしまったリュデルは、ついにクレマンスと出会い、愛を確かめあったところで、息絶えてしまいます。リュデルを胸に抱き祈るクレマンス。
未だ見ぬ愛(=恋人)を生死を超えて求める台本にふさわしく、抒情的、幻想的ともいえる音楽となっており、サーリアホの繊細な音づくりに深い感動を覚えます。
指揮者のエルネスト・マルティネス=イスキエルドは、サーリアホ作品を数多く手掛けており、2008年の大阪国際フェスティバルでの《レイノ・ソングス》の初演者でもあります。またこの『遥かなる愛』は、2014年9月にフィンランドのトロンハイム室内楽フェスティバルでも指揮しています。歌手には若手日本人、いずれも現代作品にも実績のある有望な3人です。
また、今回は、舞台上の演奏に加えて、フランスのマルチメディアアーティスト、ジャン=バティスト・バリエール制作による映像演出付上演となっており、幻想的な映像とともにサーリアホの音楽を堪能いただきます。

2015年5月31日[日]15:00 コンサートホール 〈コンポージアム2015〉
2015年度武満徹作曲賞 本選演奏会
(2/27[金]一般発売)

    • 審査員:カイヤ・サーリアホ
    • 渡邊一正(指揮)
    • 東京フィルハーモニー交響楽団
  • [ファイナリスト(エントリー順)]
    トーマス・ヴァリー(オーストリア):ループ・ファンタジー
    ファビア・サントコフスキー(スペイン):存在の絵
    セバスチャン・ヒッリ(フィンランド):リーチングス
    イーイト・コラット(トルコ):[difeʁãs]
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カイヤ・サーリアホ
©Priska Ketterer

 

渡邊一正
©満田聡

「武満徹作曲賞」は、ただ一人の作曲家が審査員をつとめるというユニークさと、受賞者のその後の活躍などにより、今や世界的に知られている、若い世代のための作曲コンクールです。17回目となる2015年の審査員はカイヤ・サーリアホ。44カ国(出身国・地域)から集まった151曲の応募作品の中から、サーリアホ自身による譜面審査の結果選ばれた作品が演奏され、賞が決定されます。

2015年7月22日[水]14:00 コンサートホール
2015年7月23日[木]14:00 コンサートホール
音楽の絵本 with パイプオルガン (5/16[土]一般発売)

    • ズーラシアンブラス(金管五重奏)
    • 弦(つる)うさぎ(弦楽四重奏)
    • オルガンオウル(パイプオルガン)
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ズーラシアンブラス、弦うさぎ、オルガンオウル
©大窪道治

夏休みの人気シリーズ。かわいらしい動物キャラクターによる楽しい音楽会

毎年爆発的な人気のズーラシアンブラスと弦うさぎが今年もやって来ます。よこはま動物園ズーラシアのマスコットキャラクターとして誕生し、子どもたちの音楽への興味を沸き起こし、これから花開く可能性を持った素晴らしい感性の導火線に火をつけることを目的として活動するズーラシアンブラスとその仲間のうさぎたち。見た目はユーモラスですが、実力は折り紙つき。2013年からは新しいキャラクターのオルガンオウルによる迫力あるパイプオルガン演奏が加わり、レパートリーの幅も広がりました。毎回趣向を凝らした楽しいプログラムは、家族で楽しめるコンサートとして今回も人気を集めることでしょう。

2015年8月30日[日]15:00 コンサートホール 侍BRASS 2015「西方見聞録」 (5/16[土]一般発売)

    • 中川英二郎(トロンボーン/楽団長)
    • エリック・ミヤシロ/辻本憲一/澤田真人/三澤 慶(トランペット)
    • 森 博文(ホルン)
    • 野々下興一(トロンボーン)
    • 齋藤 充(ユーフォニアム)
    • 次田心平(テューバ)
    • 齋藤たかし(パーカッション)
    • (出演メンバーは変更になる場合があります。)
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侍BRASS
撮影:池上直哉

ジャンルを超えた凄腕プレーヤーたちによるブラスアンサンブル。

楽器をたしなむ中高生から、音楽を愛する大人まで、毎年好評のこの公演、終演後のサインを待つ大行列からも人気の高さがうかがえます。ジャズとクラシック、両音楽界からとっておきの奏者が終結した「侍BRASS」は、和のテイストにこだわったオリジナル曲とセンスの良いアレンジによるプログラムの巧みさ、高度なテクニックで観客を唸らせ、楽しいトークで笑わせる、最高のエンターテインメントです。

2015年10月20日[火]19:00 コンサートホール スウェーデン放送合唱団 (5/22[金]一般発売)

    • ペーター・ダイクストラ(指揮)
  • J.S.バッハ:モテット《主にむかいて新しき歌をうたえ》BWV225
    ペルト:トリオディオン
    シェーンベルク:地には平和を op.13
    ブラームス:祝辞と格言 op.109
    マルタン:二重合唱のためのミサ曲
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スウェーデン放送合唱団
©Arne Hyckenberg

 

ペーター・ダイクストラ
©Mattias Ahlm SR

合唱芸術の最高峰。透明さ際立つ無伴奏で響く歌声。

スウェーデンのみならず、世界中でその美しい歌声を披露する、現在最高峰の実力と人気を誇る合唱団。
特に故クラウディオ・アバドからは多くの演奏会で起用され、1996年ベルリン・フィルとの日本公演で演奏した「第九」と「復活」や、2012年ルツェルンでのモーツァルトの《レクイエム》など、多くの名演が残されています。
今回の東京オペラシティでの無伴奏プログラムは、前回2012年の来日公演で披露した、北欧作品とラフマニノフとはうって変わって、バッハ、シェーンベルク、ブラームスといった独墺作品に加え、スイスの作曲家マルタンの代表作をお届けします。また、これらの曲はすべて、宗教的作品、という特徴を持っています。神が与えた最高の楽器、″声″による美しいハーモニーをお楽しみいただきます。

2015年11月26日[木]19:00 コンサートホール
2015年11月27日[金]19:00 コンサートホール
2015年11月29日[日]15:00 コンサートホール
オッコ・カム指揮
フィンランド・ラハティ交響楽団
生誕150年記念 シベリウス交響曲サイクル
(7/11[土]一般発売)

    • オッコ・カム(指揮)
    • ペッテリ・イーヴォネン(ヴァイオリン)*
    • フィンランド・ラハティ交響楽団
  • ①11/26[木]
    交響曲第1番 ホ短調 op.39
    交響曲第2番 ニ長調 op.43
    ②11/27[金]
    交響曲第3番 ハ長調 op.52
    ヴァイオリン協奏曲 二短調 op.47 *
    交響曲第4番 イ短調 op.63
    ③11/29[日]
    交響曲第5番 変ホ長調 op.82
    交響曲第6番 ニ短調 op.104
    交響曲第7番 ハ長調 op.105
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オッコ・カム
©Markus Henttonen

 

ラハティ交響楽団
©Markus Henttonen

 

ペッテリ・イーヴォネン
©Heli Lindroos

シベリウス生誕150年を記念する2015年、決定版ともいえる交響曲全曲演奏会。
作曲家の母国フィンランドからシベリウスを最も得意とするオーケストラが来日、作曲家の本質に迫る。

シベリウスの故郷フィンランドから、この作曲家を最も得意とするオーケストラがやってきます。1999年に東京で行われた交響曲全曲演奏会の成功と、BISレーベルからリリースされたCDとで、日本でも一躍名を上げたこのラハティ交響楽団。
毎年9月には本拠地シベリウス・ホールにおいて国際シベリウス音楽祭を開催しており、2015年には記念年らしく音楽祭芸術監督でもある首席指揮者オッコ・カムと共に、交響曲全曲演奏の一翼を担います。
再び東京で行われる交響曲サイクルでは、作品番号順に3日間、ヴァイオリン協奏曲を加えた全8曲を演奏します。ソリストには、フィンランド生まれの新星、ペッテリ・イーヴォネンを迎え、母国の作曲家シベリウスの持つ独特の世界観を表現します。

2016年3月5日[土]15:00 コンサートホール ラ・プティット・バンド 《マタイ受難曲》 (8/28[金]一般発売)

    • シギスヴァルト・クイケン(指揮&ヴァイオリン)
    • ラ・プティット・バンド
  • J.S.バッハ:マタイ受難曲 BWV244
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シギスヴァルト・クイケン

 

ラ・プティット・バンド

繊細な美しさ際立つ小編成。
ソリストが合唱も受け持ち、各パートを1名ずつで歌う清新な響き。
ついに実現、クイケン率いるラ・プティット・バンドの《マタイ》、日本初披露。

オリジナル楽器によるアンサンブルのパイオニアとして、シギスヴァルト・クイケンと彼のラ・プティット・バンドは常に新たな視点を提供してきました。大げさな表現やはったりのない、作品そのものに寄り添うようなクイケンの音楽は、J.S.バッハ不朽の名作、マタイ受難曲でもかわりありません。近年このコンビは最新の研究に基づき、バッハの宗教曲における当時の演奏様式とされる、OVPP(One Voice Per Part)方式を採用しています。これは、現在では大人数により歌われている合唱パートを、各パート1人の歌手が担うもので、これにより、室内楽的な、純度の高い音楽が実現されます。当然、ひとりひとりには高い技量が求められますが、古楽器を使用したオーケストラ・パートのヴィブラートを抑えた古雅な響きとも相まって、清らかであたたかな、J.S.バッハの音楽自体が持つ美しさに改めて気付かされます。ついに実現したこの組み合わせの《マタイ》、必聴といえるでしょう。

2016年3月12日[土]15:00 コンサートホール 小松亮太 タンゴの歌
featuring バルタール & グラナドス
(10/24[金]一般発売)

    • 小松亮太(バンドネオン)
    • アメリータ・バルタール(歌・第2部)
    • レオナルド・グラナドス(語り/歌・第1部)
    • タンゴ・オルケスタ・エスペシアル
  • 第1部:《エル・タンゴ》
    ピアソラ(作詞 ホルヘ・ルイス・ボルヘス):《エル・タンゴ》
    [コンサート形式/スペイン語上演/日本語字幕付]
    第2部:バルタール、ピアソラを歌う
    ピアソラ:アメリタンゴ、悲しきゴルド、ロコへのバラード、受胎告知のミロンガ、チキリン・デ・バチン 他
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小松亮太

 

レオナルド・グラナドス

アメリータ・バルタール

ピアソラ歌いとして世界最高のディーヴァ、バルタール、圧倒的な存在感を放つグラナドス、
小松亮太と待望の再共演!

第1部は、アルゼンチン出身で南米を代表する文豪ホルヘ・ルイス・ボルヘスの詩にピアソラが曲を付けた《エル・タンゴ》(コンサート形式・スペイン語上演・日本語字幕付)。この作品は、ボルヘスが空想した、タンゴの黎明期のブエノスアイレスを舞台に繰り広げられる“男と女”、“タンゴ”、“決闘”、“死”等をキーワードに7つの組曲で構成され、レコードアルバム制作を目的として1965年に発表されました。1968年にオラシオ・フェレールの詩に音楽を付けた名作《ブエノスアイレスのマリア》の先駆けとなる作品です。歌と語りは、2013年の《ブエノスアイレスのマリア》でもその演技力と歌唱力で存在感を放ったレオナルド・グラナドスです。
第2部は、ピアソラ歌いとして最高のディーヴァ、アメリータ・バルタールの登場です。《ブエノスアイレスのマリア》で鬼気迫る歌唱で会場を沸かせた彼女が今回は、ピアソラの代表曲をメインに、古典タンゴも歌います。小松亮太との待望の再共演、聴き逃せません!

*詩人・オラシオ・フェレール氏の逝去(2014年12月)に伴い、当初予定の「小松亮太×オラシオ・フェレール“タンゴ・レクイエム”(仮称)」が、上記の内容に変更となりました。


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東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール


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