2014年度主催公演

2014年度
東京オペラシティ文化財団 主催公演一覧

*今後、公演が追加・変更になる場合があります。
*日程・公演内容等は変更になる場合がございますのでご了承ください。

2014年4月25日[金]19:00 コンサートホール フィリップ・ジャルスキー&ヴェニス・バロック・オーケストラ (1/24[金]一般発売)

    • フィリップ・ジャルスキー (カウンターテナー)
    • ヴェニス・バロック・オーケストラ
  • 伝説のライバル
    ファリネッリ&ポルポラ VS カレスティーニ&ヘンデル
    ポルポラ:歌劇『アリアンナとテーゼオ』より「天をご覧なさい」
    ポルポラ:歌劇『ポリフェーモ』より「至高のジョーヴェよ」
    ヘンデル:歌劇『アルチーナ』より「いるのはヒルカニアの」
    ヘンデル:歌劇『アリオダンテ』より「戯れるがよい、不実な女め」
公演詳細情報へ

フィリップ・ジャルスキー

欧米を席巻するカウンターテナー。
18世紀の聴衆を熱狂させた2人のカストラートが現代によみがえる。

カウンターテナー界のスター、フィリップ・ジャルスキーが3年ぶりにアジアツアーを行います。ヨーロッパ屈指の古楽アンサンブル、ヴェニス・バロック・オーケストラと、18世紀前半に最高の人気を誇ったカストラート、ファリネッリとカレスティーニに焦点を当てたプログラムを演奏します。このふたりの歌手のライバル関係はすなわち、当時イギリスでライバルとしてしのぎを削ったふたりの作曲家、ニコーラ・ポルポラとヘンデルの関係とも重なります。
メゾソプラノやコントラルトの声域を、コロラトゥーラの超絶技巧を持って歌うカストラートは、当時の聴衆から熱狂的な支持を受けていました。ポルポラはファリネッリを、ヘンデルはカレスティーニをそれぞれ推し、多くのオペラを作曲しています。そこでは、それぞれがタッグを組んだスターが最も輝いて聴こえるよう、自らの作曲技法の粋を集めて、美しいアリアの数々を生み出したのです。
もちろん今ではカストラートと呼ばれる歌手はいませんが、私たちにはフィリップ・ジャルスキーがいます。
この世のものとは思えないような美しい声を持つカウンターテナー、ジャルスキーは、現代の聴衆を熱狂の渦に巻き込むのです。

2014年5月22日[木]19:00 コンサートホール 〈コンポージアム2014〉
ペーテル・エトヴェシュの音楽
(2/21[金]一般発売)

    • ペーテル・エトヴェシュ(指揮)
    • マルティン・グルービンガー(パーカッション)*
    • NHK交響楽団
    • リゲティ:メロディーエン(1971)
    • エトヴェシュ:スピーキング・ドラム
      〜パーカッションとオーケストラのための4つの詩(2012/13)[日本初演]
      *
    • リゲティ:サンフランシスコ・ポリフォニー(1974)
    • エトヴェシュ:鷲は音もなく大空を舞い(2011, revised ver.2012)[日本初演]
    • エトヴェシュ:ゼロ・ポインツ(1999)[日本初演]
公演詳細情報へ

マルティン・グルービンガー
© FBroede

ペーテル・エトヴェシュ
© Klaus Rudolph

更級日記にもとづく『レディ・サラシナ』、チェーホフの原作をカウンターテナー3人が演じる『三人姉妹』といったオペラ、スペース・シャトル「コロンビア号」の宇宙飛行士への追悼をこめて書かれたヴァイオリン協奏曲《セブン》などで知られる、作曲家ペーテル・エトヴェシュ。本演奏会で取り上げる自作3曲はいずれも日本初演となります。
《スピーキング・ドラム》は、2013年9月29日、モンテカルロで初演されたばかり。ソリストは言葉を発声しつつ演奏もする、超絶技巧が要求される作品で、グルービンガーのソロに期待が高まります。《鷲は音もなく大空を舞い》は、鷲が大きく翼を広げ、風を切って滑空する様、高く広々とした大空の自由さ、などをイメージしたと語っています。《ゼロ・ポインツ》はエトヴェシュと同じ作曲家/指揮者である偉大な先達ピエール・ブーレーズに捧げられています。
指揮者エトヴェシュはまた同郷人であるリゲティの音楽をたびたび取り上げています。ケルンWDR響とのレクイエムの録音は2013年のグラミー賞にノミネートされ、またパトリツィア・コパチンスカヤが独奏したヴァイオリン協奏曲(併録には自身のヴァイオリン協奏曲《セブン》も)の録音は、2013年のグラモフォン・アワード〈レコード・オブ・ザ・イヤー〉を受賞するなどその演奏は高く評価されています。自作のみならず幅広い作品でベルリン・フィルやウィーン・フィル、ロイヤル・コンセルトヘボウ管など一流オーケストラとの共演も多いエトヴェシュ。信頼厚いNHK交響楽団との共演で作品の魅力をあますところなく伝えてくれることでしょう。

2014年5月25日[日]15:00 コンサートホール 〈コンポージアム2014〉
2014年度武満徹作曲賞 本選演奏会
(2/21[金]一般発売)

    • 審査員:ペーテル・エトヴェシュ
    • 杉山洋一(指揮)
    • 東京フィルハーモニー交響楽団
  • [ファイナリスト(エントリー順)]
    シラセート・パントゥラアンポーン(タイ):覚醒 / 寂静
    ティモ・ルートカンプ(ドイツ):ブラック・ボックス
    大胡 恵(日本):北之椿 ─ 親和性によるグラデイション第2番 ─
    ジョヴァンニ・ダリオ・マンジーニ(イタリア):かくて海は再び我らを封じた
公演詳細情報へ

杉山洋一

ペーテル・エトヴェシュ
© Andrea Felvegi

「武満徹作曲賞」は、ただ一人の作曲家が審査員をつとめるというユニークさと、受賞者のその後の活躍などにより、今や世界的に知られている、若い世代のための作曲コンクールです。16回目となる2014年の審査員はペーテル・エトヴェシュ。31カ国から集まった108曲の応募作品の中から、エトヴェシュ自身による譜面審査の結果選ばれた作品が演奏され、賞が決定されます。

2014年6月30日[月]19:00 コンサートホール 大野和士指揮
フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団
(2/21[金]一般発売)

    • 大野和士(指揮)
    • フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団
    • フランス国立リヨン歌劇場合唱団(合唱)
    • ルーセル:《バッカスとアリアーヌ》組曲第2番
    • ラヴェル:ラ・ヴァルス
    • ラヴェル:バレエ音楽《ダフニスとクロエ》(全曲)
公演詳細情報へ

大野和士
© Herbie Yamaguchi

フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団

5年ぶり、大野&リヨンがおくる豪華絢爛なフランス管弦楽の世界。

ミラノ・スカラ座、ニューヨーク・メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座など世界の主要歌劇場で活躍する大野和士。手兵フランス国立リヨン歌劇場管弦楽団を率い、豪華絢爛な響きを持つフランス管弦楽の名曲を引っさげて、東京オペラシティに再度登場します。2009年の前回のツアーでは、首席指揮者1年目の成果として、ショーソンやサン=サーンスのシンフォニーを取り上げ、大野の見事な棒さばきが話題となりました。それから5年、指揮者とオーケストラの更なる親密な関係を築き上げた今回は、フランス近代のバレエ音楽をプログラミング。ギリシャ神話に基づくルーセルのバレエ《バッカスとアリアーヌ》の組曲第2番、ウィンナ・ワルツへのオマージュとして着想し作曲された《ラ・ヴァルス》、そしてラヴェルの最高傑作、バレエ音楽《ダフニスとクロエ》全曲を合唱付き(合唱はフランス国立リヨン歌劇場合唱団)でおおくりします。大野&リヨン歌劇場管弦楽団による白熱したクライマックスへの期待が高まります。

2014年7月23日[水]14:00 コンサートホール
2014年7月24日[木]14:00 コンサートホール
音楽の絵本 with パイプオルガン (5/16[金]一般発売)

    • ズーラシアンブラス(金管五重奏)
    • 弦(つる)うさぎ(弦楽四重奏)
    • オルガンオウル(パイプオルガン)

公演詳細情報へ

ズーラシアンブラス&弦うさぎ
© 大窪道治

夏休みの人気シリーズ。かわいらしい動物キャラクターによる楽しい音楽会

毎年子供たちを中心に大人気の演奏会。ユーモラスな金管五重奏と、優雅な弦楽四重奏に加え、昨年から登場した新キャラクター、オルガンオウルは、東京オペラシティ コンサートホールが誇るパイプオルガンを迫力のサウンドで鳴らします。演奏会への期待高まる開場時のファンファーレから、終演後の動物たちによるお見送りまで、夢と感動に包まれた音楽会は、親子の初めてのコンサート体験としても最適です。

2014年7月27日[日]15:00 コンサートホール 侍BRASS 2014 (5/17[土]一般発売)

    • 中川英二郎(トロンボーン/楽団長)
    • エリック・ミヤシロ/辻本憲一/澤田真人/三澤 慶(トランペット)
    • 森 博文(ホルン)
    • 野々下興一(バス・トロンボーン)
    • 齋藤 充(ユーフォニアム)
    • 次田心平(テューバ)
    • 齋藤たかし(パーカッション)
    • (出演メンバーは変更になる場合があります。)
公演詳細情報へ

侍BRASS
撮影:池上直哉

ジャンルを超えた凄腕プレーヤーたちによるブラスアンサンブル。

楽器をたしなむ中高生から、音楽を愛する大人まで、毎年好評のこの公演、終演後のサインを待つ大行列からも人気の高さがうかがえます。ジャズとクラシック、両音楽界からとっておきの奏者が集結した「侍BRASS」は、和のテイストにこだわったオリジナル曲とセンスの良いアレンジによるプログラムの巧みさ、高度なテクニックで観客を唸らせ、楽しいトークで笑わせる、最高のエンターテインメントです。

2014年12月10日[水]19:00 コンサートホール
2014年12月11日[木]19:00 コンサートホール
2014年12月13日[土]15:00 コンサートホール
2014年12月14日[日]15:00 コンサートホール
パーヴォ・ヤルヴィ指揮
ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団
“ブラームス・シンフォニック・クロノロジー”
(7/19[土]一般発売)

    • パーヴォ・ヤルヴィ(指揮)
    • ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団
  • 12/10[水]
    ラルス・フォークト(ピアノ)
    ピアノ協奏曲第1番 ニ短調 op.15
    交響曲第1番 ハ短調 op.68
  • 12/11[木]
    クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
    ハイドンの主題による変奏曲 op.56a
    ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77
    交響曲第2番 ニ長調 op.73
  • 12/13[土]
    ラルス・フォークト(ピアノ)
    大学祝典序曲 op.80
    交響曲第3番 ヘ長調 op.90
    ピアノ協奏曲第2番 変ロ長調 op.83
  • 12/14[日]
    クリスティアン・テツラフ(ヴァイオリン)
    ターニャ・テツラフ(チェロ)
    悲劇的序曲 op.81
    ヴァイオリンとチェロのための二重協奏曲 イ短調 op.102
    交響曲第4番 ホ短調 op.98

公演詳細情報へ

パーヴォ・ヤルヴィ
© Julia Bayer

ドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団
© Kai Michalac Deutsche Welle

クリスティアン・テツラフ
© Giorgia Bertazzi

ラルス・フォークト
© Felix Broede

ターニャ・テツラフ
© Giorgia Bertazzi

ブラームスの4つの交響曲、4つの協奏曲に主要管弦楽曲を時系列で網羅する注目プロジェクト
今最も熱い組み合わせ、パーヴォとドイツ・カンマー、2010年シューマン交響曲全曲演奏会の熱狂ふたたび

現在、最もエキサイティングな組み合わせのひとつ、パーヴォ・ヤルヴィとドイツ・カンマー・フィルハーモニー管弦楽団。2010年には、ここ東京オペラシティ コンサートホールで2日間にわたって、生誕200年を迎えたシューマンの4曲の交響曲を演奏、熱狂的な成功を収めました。
そしてついに注目のコンビがブラームスに取り組みます。快刀乱麻を断つごとく、演奏会の始まりから終わりまで、聴衆を一瞬たりとも飽きさせないこのコンビ。機動性十分な室内オーケストラによる、入念なリハーサルで練り上げられた解釈と、演奏者全員が一体化しているからこその即興性が相まって、他の楽団に見られない独特の個性を放っています。
この主要管弦楽曲+協奏曲のプロジェクトは、ブラームスの作曲の歴史とほぼシンクロした4日間にわたるプログラムで構成されています。シンフォニスト・ベートーヴェンをめざしてついに発表された交響曲第1番から、峻厳な頂のような晩年の第4番まで、パーヴォが信頼を寄せる旬のソリストと共に奏でる協奏曲と共に、どのように聴かせてくれるでしょうか。

2015年3月6日[金]19:00 コンサートホール パブロ・シーグレル五重奏団 featuring レジーナ・カーター
「タンゴ・ジャズ・コネクション」
(10/24[金]一般発売)

    • パブロ・シーグレル(ピアノ/作曲/編曲)
    • レジーナ・カーター(ヴァイオリン)
    • エクトル・デル・クルト(バンドネオン)
    • クラウディオ・ラガッシ(ギター)
    • ペドロ・ジラウド(ベース)
    • フランコ・ピナ(ドラム/パーカッション)
    • ピアソラ:天使の序章
    • シーグレル:石蹴り遊び
    • シーグレル:アスファルト
    • シーグレル:ブエノスアイレス・レポート
公演詳細情報へ

レジーナ・カーター

パブロ・シーグレル

ニューヨークで10年以上共に活動している五重奏団を率いて来日。
世界最高の女性ジャズ・ヴァイオリニストの一人、レジーナ・カーターと共演する刺激的なステージ!

パブロ・シーグレルはアストル・ピアソラ五重奏団のピアニストとして10年余りピアソラを支え続け、ピアソラの音楽の方向性に大きな影響を及ぼしました。ピアソラ亡き後、自らの音楽の表現手段であるジャズ、タンゴ、クラシックの融合を模索し、「ピアソラも想像し得なかっただろう、洗練さの境地にこの音楽を発展させた」(シカゴ・トリビューン紙)と垣根を越えたその活動が高い評価を受けています。ニューヨークでは、毎年自身の作品に更なる進化をもたらすべく、ブランフォード・マルサリス、ゲイリー・バートン、ケニー・ギャレット、パキート・デリベラをはじめとするジャズのトッププレイヤーたちと共演し、精力的に新しい音楽を追求しています。その中でも現在最も人気を博している共演者は、世界最高の女性ジャズ・ヴァイオリニストと称えられる、レジーナ・カーター。彼らの初セッションは、数年前に行われたニューヨークの老舗ジャズクラブ、ジャズ・スタンダードでの公演に遡ります。その演奏は高い評価を受け、アメリカ各地およびカナダでも同じキャストで公演を行いました。
2012年に東京オペラシティで行われた、シーグレル自身の編曲によるピアソラの《ブエノスアイレスの四季》(オーケストラ版)が多くのピアソラ・ファンを喜ばせたのは記憶に新しいところ。今回、シーグレルはニューヨークで一緒に活動している五重奏団を率い、各地で絶賛を浴びたレジーナ・カーターと共演する刺激的なステージです。


ページトップ

東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール


閉じる