1975年パダン(インドネシア)生まれ。ジョグジャカルタのインドネシア芸術大学で木彫を専攻。美術史における正攻法の素材使いに対して、“低級”と思われるような素材やイディオムを意識的に使う。ジョグジャカルタの現代美術グループ“ジェンデラ(窓の意)”のメンバーで、インドネシア国内の主要展覧会への参加多数。
収拾物をしばしば素材にするハンディウイルマンは、柄のとれたスプーンを無数に壁に展示し、あたかも水滴のように見える詩的なインスタレーションを創出。
《無題》
ファウンド・オブジェクト(ティー・スプーン)、樹脂
2002
photo: Keizo Kioku