次回展覧会「石川直樹 この星の光の地図を写す」 2018/11/30 update

東京オペラシティ アートギャラリーでは2019年1月12日[土]より3月24日[日]まで、「石川直樹 この星の光の地図を写す」を開催いたします。



世界をフィールドに活躍する写真家の待望の個展

石川直樹(1977- )は、22歳で北極から南極まで人力で踏破、23歳で七大陸最高峰の登頂に成功し、その後も各地を縦横に旅して撮影を続けています。人類学や民俗学などの視点を取り入れた独自のスタイルによる写真は、日常や世界を見つめ直す活動としても注目されています。


「K2」(2015)

北極圏に生きる人々を写した『POLAR』、各地に残る先史時代の壁画を撮影した『NEW DIMENSION』、ポリネシア・トライアングルの島々をとらえた『CORONA』、日本列島の南北に連なる島々を追う『ARCHIPELAGO』、ヒマラヤの西端に位置する世界第2位の高峰に向かう遠征で撮影された『K2』など、石川の初期から現在にいたるまでの活動を、写真と映像作品のほか、石川が実際に使用してきた道具なども含めて、幅広く紹介していきます。
あくなき冒険と探求を続ける石川直樹の足跡と眼差しは、新たな視点から地球というこの星を見つめ直す契機となるでしょう。


「POLAR」(2007)

石川直樹

石川直樹 プロフィール

1977年東京生まれ。写真家。
東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。
『NEW DIMENSION』(赤々舎)、『POLAR』(リトルモア)により、日本写真協会新人賞、講談社出版文化賞を受賞。
『CORONA』(青土社)により土門拳賞を受賞。著書に、開高健ノンフィクション賞を受賞した『最後の冒険家』(集英社)ほか多数。
最新刊に、エッセイ『極北へ』(毎日新聞出版)、ヒマラヤの8000m 峰に焦点をあてた写真集シリーズの6冊目となる『AmaDablam』(SLANT)、47都道府県の名を冠した47冊の写真集刊行プロジェクト『日本列島』シリーズ(SUPER LABO×BEAMS)など。



関連イベントも開催予定

●開催記念対談
2019年2月9日[土]14:00 ─ 15:30 (終了しました)
森山大道 × 石川直樹

会場:東京オペラシティビル7F会議室
定員:160名(全席自由)
参加費:無料(展覧会の入場は別料金)、要整理券

  • 開催当日11:00よりアートギャラリー入口にて整理券を配布します。整理券はおひとり1枚のみ。
  • 13:40までに、会場(東京オペラシティビル7階会議室)前に整理番号順にお並びください。

●アーティストトーク 出演:石川直樹

① 2019年2月3日[日]15:30 ─ 16:30 (終了しました)
② 2019年3月9日[土]15:30 ─ 16:30

会場:東京オペラシティ アートギャラリー(展示室内)
申込不要(参加には当日入場券が必要です。また参加状況により入場制限を行う場合があります。)




インフォメーション

石川直樹 この星の光の地図を写す
Naoki Ishikawa: Capturing the Map of Light on This Planet


期間:2019年1月12日[土]─ 3月24日[日]
会場:東京オペラシティ アートギャラリー[3Fギャラリー1, 2]
開館時間:11:00 ─ 19:00 (金・土は11:00 ─ 20:00/いずれも最終入場は閉館30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2月10日[日](全館休館日)

入場料:一般 1,200円(1,000円)、大学・高校生 800円(600円)
中学生以下無料

  • 同時開催「収蔵品展065 木版画の魅力」、「project N 74 大和美緒」の入場料を含みます。
  • 収蔵品展入場券200円(割引は無し)もあり。
  • ( )内は15名以上の団体料金
  • 障害者手帳をお持ちの方および付添1名は無料。
  • Arts友の会会員は無料。(会員証をご呈示ください)
  • 割引の併用および払い戻しはできません。

お問い合わせ:03-5777-8600(ハローダイヤル)

主催:公益財団法人 東京オペラシティ文化財団 / 産経新聞社
協賛:日本生命保険相互会社
協力:SCAI THE BATHHOUSE、ザ・ノース・フェイス、有限会社イマジン・アートプランニング、株式会社カシマ、株式会社ジンプラ
企画協力:水戸芸術館現代美術センター