ミシェル・カミロ ピアノ・ライヴ

ミシェル・カミロ ピアノ・ライヴチラシ

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日時:
2005年9月21日[水]19:00
会場:
コンサートホール     ホールへの行き方   座席図

イイとこどりの熱狂2時間!見て聴いて、一緒に踊っちゃってください!
「消える手」「早弾きの天才」と絶賛の声がやまない、超絶のラテン・ジャズピアニストミシェル・カミロ、遂にオペラシティに登場!

  • 【アンコール曲】 ミシェル・カミロ:カリベ

[出演]

ジャズ・ピアノ:ミシェル・カミロ
スペシャル・ゲスト:上原ひろみ
指揮:岩村 力
ストリング・アンサンブルVEGA&ゲスト・アーティスト

[曲目]

  • 第1部:ミシェル・カミロ ソロ
    • Suntan
    • Minha
    • Our Love is Here to Stay(ガーシュウィン)
    • Un Son
    • Round Midnisght(セロニアス・モンク)
    • Why Not!
    • On Fire
    • Twilight Glow
    • Cocowalk
  • 第2部:ミシェル・カミロ&上原ひろみ デュオ
    • マイルス・デイヴィス:Solar
    • セロニアス・モンク:Blue Monk
    • チック・コリア:Spain
  • 第3部:ミシェル・カミロ:ピアノ、ストリングスとハープのための組曲
    • Tropical Jam
    • Tango for Ten
    • In Love
    • Journey

  • チケット情報
  • 公演について
  • 出演者プロフィール
  • CD情報
  • インタビュー

チケット情報

[料金](全席指定・税込)
S:¥5,000 A:¥4,000 B:¥3,000 C:¥2,000
[チケット発売日]
Arts友の会優先発売 :4月15日[金](特典:10%割引)
一般発売 :4月22日[金]
インターネット予約受付開始(予定) :4月26日[火]10:00~
[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:196-512)
イープラス http://eplus.jp/
ローソンチケット 0570-000-407(Lコード:37170)
CNプレイガイド 0570-08-9990

公演について

イイとこどりの熱狂2時間!見て聴いて、一緒に踊っちゃってください!
「消える手」「早弾きの天才」と絶賛の声がやまない、超絶のラテン・ジャズピアニストミシェル・カミロ、遂にオペラシティに登場!

この9月、爽やかなラテン・スマイルとともに、パワフルなカリブの熱風がオペラシティを襲います。
ミシェル・カミロ・・・ジャズ界でその名前を知らない人はおそらくいないでしょう。パナマのダニーロ・ペレス、キューバのゴンサロ・ルバルカバを凌ぐ勢いで今、まさに目覚しい活躍を見せるカリブのラテン・ジャズピアニスト3羽烏のひとり。1954年にドミニカ共和国サン・ドミンゴに生まれ、幼少の頃から優れた音楽の才能を見せ始め、79年にニューヨークに移住してジュリアード音楽院などでクラシックをみっちりと学んだ実力派。こうしたクラシックの伝統に根ざした素養から繰り広げられる凄まじいテクニックと他に類のないオリジナリティ溢れる曲作りはまさに、“これぞカミロ流”。「消える手」とも称される早弾きが随所に顔を出すアグレッシブな大疾走プレイがあったかと思うと一転、最新の初ソロ・アルバム『ラウンド・ミッドナイト』では良い意味で意表をつく穏やかな珠玉のリリシズムが満ち溢れています。
・・・この両面が存分に堪能できるチャンスとなる当夜は、まずこの最新アルバム収録曲の数々と従来のカミロのお馴染みのナンバーをお楽しみいただけるソロのステージからスタート。そして24人の弦楽オーケストラとの競演による自作《組曲》ではダイナミックな演奏を披露。さらに、スペシャルゲストに上原ひろみを迎えてのサプライズ・セッションもあり!
ここまで読んでもまだよくわからないという貴方!やっぱり聴かなきゃカミロのカミロたる所以はわかりません!昨年9月、ブルーノート東京でのトリオ6日間連続公演は満員御礼の大盛り上がりだったとか。ライブハウスよりだいぶ大きい会場ですが、このオペラシティ公演でしか聴けない盛りだくさんの内容でカミロが爆走します!
聴けば自然に身体が動き出すカリビアンテイストをめいっぱい体感してください。

出演者プロフィール

ミシェル・カミロ(ジャズ・ピアノ)

Michel Camilo, piano
1954年ドミニカ共和国のサント・ドミンゴに生まれ、幼少の頃よりピアノ、作曲を学び、13歳でコンセルヴァトワールに入学。その後、79年にニューヨークに移り住み、マネス、及びジュリアード音楽院にて研鑽に励む。
88年アルバム『ミシェル・カミロ』(ソニー)でメジャー・デビューを果たし、以降、自身のトリオによるコンサート・ツアーを世界中で行なっており、また多くの話題作を録音している。
特に最近では、2000年にフラメンコ・ギタリストの第一人者、トマティートと共演しヴァーヴからリリースした『スペイン』が、第一回ラテン・グラミー賞において年間ベスト・ラテン・ジャズ・アルバムに輝き、02年は『トライアングロ』が同年のグラミー賞にノミネート、またクラシックのアルバムとして、デッカからレナード・スラトキン指揮ワシントン・ナショナル交響楽団と録音した『ピアノとオーケストラのための協奏曲,ピアノ、ストリングスとハープのための組曲,カリベ』をリリース。03年には、アルバム『ライヴ・アット・ザ・ブルー・ノート』をリリースし、グラミー賞最優秀ラテン・ジャズ・アルバムとして輝いた。
2005年1月、満を持したカミロのソロ・ピアノCD『ミシェル・カミロ・ピアノ・ソロ/ラウンド・ミッドナイト』がリリースされた。

[ミシェル・カミロ]オフィシャルサイト(英語)
http://www.michelcamilo.com/
http://www.erjn.it/camilo/

上原ひろみ(ジャズ・ピアノ)

Hiromi Uehara, piano
1979年静岡県浜松市生まれの25歳。6歳よりピアノを始め、同時にヤマハ音楽教室で作曲を学ぶ。 国内外の「ユニセフチャリティコンサート」「ジュニアオリジナルコンサート」等に多数出演。 17歳の時にチック・コリアと共演し、絶賛される。1998年よりN.Y.に渡り、ジュニア・マンスに師事。1999年バークリー音楽院に入学後、全米各地のジャズフェスティバルに出演し、高い評価を得る。そして、在学中にジャズの名門テラーク・レーベルと契約し、2003年にアルバム「another mind」で世界デビューを果たす。同年5月にバークリー音楽院を首席で卒業。2004年春にはセカンドアルバム「BRAIN」をリリース。同作品がアメリカで「2004年度 サラウンド・ミュージック・アウォード」において最優秀新人賞を受賞したほか、欧米での長期ツアーや大型ジャズフェスへの参加で大きな反響を得た。
日本国内においては、TBS系「情熱大陸」などに出演し話題となり、2003年度「日本ゴールディスク大賞」〈ジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤー〉を受賞。2004年には「東京JAZZ」への参加、オスカー・ピーターソン来日公演のオープニングアクト、そして全国9公演となる「BRAIN TOUR」を成功させるなど積極的に活動している。

[上原ひろみ]オフィシャルサイト
http://www.hiromiuehara.com/

岩村 力(指揮)

Chikara Iwamura, conductor
NHK交響楽団アシスタントコンダクター。黒岩樋英臣、小沢征爾ほかに師事。マスタープレイヤーズ国際音楽コンクール指揮部門優勝など入賞多数。2003年には、NHK交響楽団B定期演奏会に登場し、大成功をおさめた。他にも国内外のオーケストラを指揮し高い評価を獲得、その誠実な人柄と音楽性に厚い信頼が寄せられている。

ストリング・アンサンブルVEGA

String Ensemble VEGA
N響、東フィルなど日本主要オーケストラの首席奏者や、室内楽を中心に活躍中のソリストなどによって1992年に結成された弦楽合奏団。その渾然一体としたアンサンブルには定評があり、日本屈指の団体として注目されている。毎年一回の定期演奏会を開催する他、これまでにJTアートホール室内楽シリーズ等に出演。

CD情報

最新のソロ・アルバム
『ラウンド・ミッドナイト』
TELARC CD-83613

『ピアノ協奏曲、組曲、カリベ』
《ピアノ、ストリングスとハープのための組曲》を収録。

『ライヴ・アット・ザ・ブルーノート』
NYでのライヴ盤は必聴!
TELARC 2CD-83574

『『ワン・モア・ワンス』
大編成ビック・バンドを従えてのゴキゲンなナンバーが目白押し!
EPIC/SONY Records ESCA6049

インタビュー

「Music is my life! そして、音楽はファミリーです!」
ソロ・上原ひろみとの世界初共演のデュオ、そしてオーケストラとの大競演。


― 小さい頃からクラシック・ピアノのレッスンと作曲を始めていたカミロさんが、ジャズに目覚めたのはいつ頃、何がきっかけだったんですか?

14歳の時にジャズを弾き始めたんです。ジャズピアニストの巨匠アート・テイタムがソロで《Tea for Two》を弾いているのをラジオで聴いたのがきっかけ。もう信じられないくらい素晴らしいミュージシャンで、それがクラシックではなかったので僕もジャズを勉強しようと決意したんだ。即興演奏というものを知って、5歳の頃から作曲を始めていた僕にとってはまさに興味をそそられる新たなチャレンジだったんです。

― 故郷ドミニカ共和国からNYへ移住され、ジュリアード音楽院などで研鑽を積まれていますが、ご自身の中でクラシックからジャズへスイッチされた明確な瞬間というのはあったのでしょうか?

NYでは昼間はクラシックを学び、夜にはジャズクラブに通い詰める日々でした。そしてついに、1983年に僕の曲である《ホワイ・ノット!》を歌ったマンハッタン・トランスファーがグラミー賞を獲ったんです。だから本当に突然、僕はジャズコンポーザー、ジャズミュージシャンになってしまった感じ。同じ頃、ティト・プエンテ*1に招かれてモントリオール・ジャズフェスティバルで演奏したんだけれど、終演後にパキート・デリヴェラ*2と出会い、その場で彼のクインテットのメンバーにならないかと誘われたんだ。彼はこの《ホワイ・ノット!》をレコーディングすることも決めてくれて、僕が彼と製作した初めてのアルバムのタイトルにもなっています。

*1 マンボの神様・パーカッショニスト
*2 キューバ出身のアルトサックス/クラリネット奏者



― 生涯、一番影響を受けたジャズマンは?

マイルス・デイビス、チャーリー・パーカー、ジョン・コルトレーンもそうだけど、ディジー・ガレスピーですね。もちろん、ジャズ・ピアニストの巨匠たち・・・アート・テイタム、オスカー・ピーターソン、ビル・エバンス、マッコイ・タイナー、フィニアス・ニューボーン、ハービー・ハンコック、チック・コリア、パド・パウエル、エロル・ガーナーや他にもたくさんいますね。


― 自作をたくさん書かれていますが、作曲はご自身の中でどれくらいのウェイトを占めていますか?

最近では自分の時間の半分を作曲にあてるようにしています。特に、シンフォニーオーケストラから新作を委嘱されてからはそうだね。


― どのような時、どのような瞬間に作曲のイマジネイションが沸きますか?

僕の生活のどんな瞬間にも深いインスピレーション素材を感じるんだよ。だから作曲に〆切を与えられるのが大好きなんだ。どういうわけか〆切があるとクリエイティブなプロセスが開かれて、すべてのものが自然に流れ出すんだよね。《カリベ》など突然書けた作品もあるし、《サンドリン組曲》や《マジック・イン・ユー》など妻のサンドラに捧げた曲もあるし、たいていはメロディがふいに思い浮かぶから、《ドリームライト》のように夢の中で作曲した曲もあるんだ。作曲ってカメラのレンズみたいなものだと思うんだよね。初めはたいていかすかに見えていて、だんだん画像が大きくなって形もはっきりしてきて、それから色彩やコントラスト、テクスチュアや陰影などを認識できるようになるから。


― オクターヴの連打や素早い平行移動など、奏法やコード・テクスチュアなどからアグレッシヴなプレイにかなりオリジナリティを感じるのですが、そうしたスタイルはいつ頃から取り入れられているのでしょうか?

僕はサント・ドミンゴの音楽院とNYのジュリアード音楽院で2つの異なるピアノ・テクニックを学んだんだ。それぞれの良いところを取り入れた結果、自分のスタイルの確立につながったのかもしれない。それともうひとつ、ドミニカでもNYでも空手を習っていたので、空手が自己鍛錬や精神的な自覚を促して、鍵盤コントロールに役立ったんだと思うよ。


― ニューアルバム『ラウンド・ミッドナイト』は初のソロアルバムですよね。どのような経緯での製作になったのですか?

ソロアルバムを作ることは7年前からの夢だったんだ。今まで15枚のアルバムを録音してきたんだけど、このアルバムは少し今までとは違った側面、僕のロマンティックな一面をお聴きいただけるのでファンには驚きでしょう。ジャズ・スタンダード、ブラジリアン・ミュージック、そし自分のオリジナルという、僕の好きな3つの音楽の世界からバランスよく選曲した3部作になっています。と同時に、僕にとってのヒーローである、ジョビン、ガーシュウィン、ハイム、モンクをトリビュートしています。


― 共演歴や交友関係が大変広くていらっしゃいますが、最近ではどのような方々とセッションされていますか?

最近はErnst Martinez Izquierdo指揮バルセロナ交響楽団と次作『ミシェル・カミロ-ラプソディ・イン・ブルー』を録音したんだ。僕の人生の中で最高にエキサイティングな瞬間だったし、一緒に演奏できて素晴らしい時を過ごしました。


― 今回のオペラシティ公演では上原ひろみさんとの初セッションが実現します。彼女のことはご存知でしたか?

うん、知っていたよ。僕が年一回マスタークラスをしているボストンのバークレー音楽院でね。信じられないことに彼女は僕のクラスの生徒だったんだよ。テラークから出ている彼女のアルバムを聴いて楽しんでいます。ひろみは本当に才能あるピアニストだし、この特別なオペラシティ公演で初めて彼女をゲストとして迎えることができてとても嬉しい。


― 《ピアノ、ストリングスとハープのための組曲》で共演する指揮の岩村力さん、ストリング・アンサンブルVEGAのメンバーも共演を楽しみにしている様子。この作品での聴きどころを教えてください。

僕も今回の共演を楽しみにしてるよ。この作品にはジャズの要素が多分に盛り込まれていて、僕のレパートリーである《トロピカル・ジャム》《タンゴ・フォー・テン》《イン・ラヴ》《ジャーニー》の4つの曲からなる4楽章作品なんだ。とても精緻なアンサンブルと精巧さ、知性正確さを求められるので、メンバーたちにとってはとてもチャレンジングな曲だと思う。


― 日本には今までどれくらいいらしてますか?また東京の印象は?

一番最初に来たのは1991年で、その後は年に1~2回来てるね。日本のオーディエンスが大好きなんだ。彼らは敏感だし親切だし、僕のことをすごくよく知ってるから!東京はエネルギーがぎゅっと詰まったアメイジングな都市だけど、オアシスのようなお寺や神社もあるよね。


― 好きな日本食は?

寿司、刺身、米、しゃぶしゃぶ、てんぷら、神戸牛、懐石、焼き鳥、蕎麦、ラーメン、日本酒やビールが大好き。


― カミロさんにとって、ピアノとは、音楽とはなんでしょうか?

音楽は僕の人生そのもの!。そしてうちの家系は何世代にも渡ってミュージシャンや作曲家だったりするので、音楽は僕にとって“ファミリー”とも言えますね。ピアノは僕の身体の延長であって、自分の最も深いフィーリングを聴衆と分かち合うことのできるもの、だね。


― 最後に、東京オペラシティ公演に向けて、一言どうぞ!

東京オペラシティコンサートホールで、この特別な夜を日本の皆様と分かち合うことができることを、今からワクワク心待ちにしています。今回のステージがこの美しいコンサートホールでの第一歩となることを期待してやみません。ありがとう!!



上原ひろみ 一問一答 about Michel Camilo

Q1 カミロについて、知ったのはいつ?

A1 中学2年生の時に人から紹介を受けて初めて聴きました。

Q2 彼の音楽についてどう思う?

A2 情熱のかたまり。

Q3 今回の公演での共演に至るいきさつは?

A3 カーネギーホールでおこなわれたパキート・デリヴェラのコンサートに友人が出演したので楽屋に挨拶に行ったところ、ミッシェルを発見!そういえば、同じレーベルメイツなのにきちんどご挨拶したことないなぁと思って挨拶したところ、「ひろみーっ!9月に東京にいたら一緒に演奏しないか?」と誘っていただき、「やる気があったらここに連絡してくれ!」と名刺を渡され・・・。
メールを送ったら本当に返事が来て今回のコンサートの運びとなりました。

Q4 ピアノ2台でのセッションに必要なのは?

A4 とにかく相手の音を聴くこと。これに尽きると思います。

Q5 2台ピアノの聴きどころ、魅力は?

A5 88鍵×2になるわけで、ダイナミックな演奏、ですね。

Q6 この初セッションに期待すること、意気込みをどうぞ!

A6 ミッシェルの色と自分の色がうまく混ざって素敵な色になるといいな、と思います。
彼は音楽界での大先輩。胸を借りて、全力投球します!

東京オペラシティArts友の会会報誌「tree」vol.51 より


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東京オペラシティ コンサートホール/リサイタルホール


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