2022〜2024年度審査員決定
東京オペラシティ文化財団は、芸術監督であった作曲家・武満徹(1930.10.8 ─ 1996.2.20)の理念を引き継ぎ、未来に向かって、より創造的な音楽文化の可能性を育むことを目指した活動の一環として、1997年より、世界中の若い世代の作曲家に新しい音楽作品の創造を呼びかける、オーケストラ作品のコンクール「武満徹作曲賞」を実施しています。
「武満徹作曲賞」は、毎年1人の作曲家が審査員をつとめ、
それぞれ独自の判断でその年の受賞作品を選びます。
このたび、2022〜2024年度武満徹作曲賞審査員が、下記の通り決定しました。
選考は、当財団ミュージック・ディレクター池辺晋一郎の監修で作成した候補者リストをもとに、当財団のアドヴァイザーである4人の指揮者/作曲家(ケント・ナガノ、大野和士、サイモン・ラトル、エサ=ペッカ・サロネンの各氏)ならびに、2019〜2021年度審査員であるフィリップ・マヌリ、トーマス・アデス、パスカル・デュサパンの各氏による投票方式で行いました。
2022〜2024年度 武満徹作曲賞審査員&スケジュール

2022年度
ブライアン・ファーニホウ(イギリス)
Brian Ferneyhough (United Kingdom)

2024年度
マーク=アンソニー・ターネジ(イギリス)
Mark-Anthony Turnage (United Kingdom)
いずれも現代をリードする優れた作曲家のもと、これまで以上に世界各国から多くの意欲的な作品が寄せられ、新しい風を感じる創造的な音楽が生み出されることを期待しています。
Update:2020.07.01