[153]
原 麻理子(ヴィオラ)

2013年6月18日 出演

153_原 麻理子(ヴィオラ)

Photo:Monika Laurenz

20周年おめでとうございます! 意義ある若手の登竜門とでも言うべきこのシリーズ、出演させていただいたのが夢のようですが、毎回それぞれの奏者がとても興味深いプログラム、質の高い演奏を繰り広げ、20年ものシリーズになっているのだと思います。皆様に心よりお祝い申し上げます!
ヴィオラというマイナーな楽器にも関わらず、満席のお客様に恵まれ、感無量でした。池辺晋一郎さんをはじめ、当日演奏した曲を作曲された細川俊夫さん、西村朗さんと日本の大御所作曲家の方々もかけつけてくださり、シリーズの注目度を実感致しました。作曲家本人に演奏を聴いていただけるという、現代音楽ならではの醍醐味を味わわせていただきました。担当の方には本当に色々な面でサポートしていただき、今でも感謝の気持ちでいっぱいです。

[近況](2017年3月現在)
現在ウィーンに在住、2016年10月はウィーンのコンツェルトハウスでリサイタルデビューをはたしました。2017年4月にはドイツにて細川俊夫さんの《ヴィオラ協奏曲 Voyage-IV》を演奏予定です。
またオーストリアのチロル地方でおこなわれているオペラの音楽祭で半年に1回の室内楽シリーズのプロデュースをはじめています。エリザベート・レオンスカヤ氏や今井信子氏を招聘しました。

公式サイト「Mariko Hara」
http://www.marikohara.de