[122]
荒 絵理子(オーボエ)

2010年5月18日 出演

122_荒 絵理子(オーボエ)

開館20周年おめでとうございます。
東京オペラシティ コンサートホールは、日本音楽コンクールの本選会の時にたった1人で演奏させて頂きました。素晴らしい響きの中で、その後押しを受け、音楽をすることが出来たことを今でも忘れることが出来ません。
そしてリサイタルホールではB→Cに参加させて頂きました。本番直前までオーケストラで演奏し、準備が思うようにいかなくて肉体的にも精神的にも限界状態だったのですが、それでもこの素晴らしい企画、憧れの先輩ばかりが参加されているB→Cを何とか成功させたい! という気持ちだけで乗り切ったリサイタルでした。でもこのリサイタルに参加させて頂けたおかげで、自分の実力のなさを思い知らされたと同時に自分の中でも大きく変化があり、大きく成長出来たきっかけになったリサイタルだと思っています。
私の変化のきっかけになっているのは、このようにいつも貴ホールです。今でも日頃から演奏させて頂けること、そして何より素晴らしい企画に参加させて頂けることに心から感謝しています。
その後ドイツに留学をして、最近はオーケストラ、室内楽、ソロなどいろいろな活動をさせて頂き、充実した音楽生活を送っています。これからも貴ホールで演奏させて頂けること、そして素晴らしいコンサートを聴かせて頂けることを楽しみにしております。