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2003.2.18[火]19:00
リサイタルホール





B→C バッハからコンテンポラリーヘ
岡本正之(ファゴット)

[On Air 情報]
放送日:6月3日[火]
番組名:NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」19:20〜21:00
※放送日時は予告なく変更される場合があります。


[共演]ピアノ:永原 緑

[曲目]
・ロッシーニ(ベア編)/歌劇《どろぼうかささぎ》からカヴァティーナ
・ベデッカー/「モニカ」にもとづくソナタ
・C.P.E.バッハ/ソナタ ハ短調(原曲イ短調)Wq.132
・イサン・ユン/モノローグ
(1984)
・ブートリ/アンテルフェランス
(1972)
・ヌシオ/ペルゴレージのアリエッタによる変奏曲
(1953)
・フランセ/ファゴットとピアノのための2つの小品
(1996)

[アンコール]
・シューマン/5つの民謡風小品より
・アントニオ・カルロス・ジョビン/イパネマの娘


[料金]
全席自由:\3,000


[チケット発売日]
Arts 友の会優先発売:10月18日[金](特典:10%割引)
一般発売:10月25日[金]

[チケット取り扱い]
東京オペラシティチケットセンター 03-5353-9999
チケットぴあ
 03-5237-9999
CNプレイガイド 03-5802-9990
e+ 03-5749-9911

[公演内容についてのお問い合わせ]
東京オペラシティ文化財団 03-5353-0770



“人間臭い楽器”ファゴットの、地味なるものの滋味に満ちた魅力を味わって欲しい。

ティンパニやトランペットといった目立つ楽器が大好きで合奏を楽しんでいた岡本少年が、憧れだった「渋い低音の魅力」をもつファゴットを手にしたのは中学の吹奏楽部時代。徐々に指使いをマスターして音域を拡げ、ストラヴィンスキー《春の祭典》の冒頭の超高音域のソロやチェイコフスキー《悲愴》のソロでの重苦しい響きを模索するようになったそうです。89年に東京芸術大学を卒業と同時に東京都交響楽団首席ファゴット奏者となり、以後、オーケストラ、室内楽を中心に活躍している彼の貴重なソロの場が、このB→Cリサイタル。ファゴットのソロレパートリーはロマン派が少し手薄なため、前半はバロック、後半は現代作品と潔く分断。まずはロッシーニの軽快な歌から。この楽器のための作品としては現存する最古のもののひとつであるベデッカー《モニカにもとづくソナタ》ではモダン楽器でどこまで陰影をつけられるか、そしてC.P.E.バッハ《無伴奏フルートソナタ》にも挑戦。そして獄中で書いたとされる緊張感の高い無伴奏作品イサン・ユン《モノローグ》。ジャズの即興のようなR.ブートリ、ミステリアスなO.ヌシオと続き、最後はおそらく日本初演となるJ.フランセ最晩年の作品《2つの小品》。オーケストラの中では比較的地味な存在であるファゴットのために数多くの作曲家がソロのフレーズを与えてきた事実からしても、この楽器がいかに重要かがわかります。不器用であるにもかかわらず人間味のある響きをだす、これこそがファゴットの最大の魅力でしょう。「聴いて楽しい、演って楽しい」リサイタル、ぜひご期待ください。ピアノは永原緑。

東京オペラシティArts友の会会報誌「tree」vol.34 より




【岡本正之 Masayuki Okamoto】ファゴット
1966年東京生まれ。小学生の頃はティンパニやトランペットといった目立つ楽器にひかれ合奏を楽しんだが、声変わりと同時に比較的に渋い「低音の魅力」ファゴットに憧れるようになる。中学校吹奏楽部入部で憧れの楽器・ファゴットを手にした。徐々に指使いをマスターし音域を拡げ、ストラヴィンスキー《春の祭典》冒頭の超高音域のソロやチャイコフスキー《悲愴》のソロでの重苦しい響きを模索するようになる。(バロックや古典派の音楽に目覚めるのはだいぶ後になってからのことである。)
'89年東京芸術大学を卒業と同時に東京都交響楽団に首席ファゴット奏者として入団。同年第六回日本管打楽器コンクールでファゴット部門第一位及び大賞受賞。その後DAADの奨学生としてハノーファーで、アフィニス文化財団の奨学金を得てシュトゥットガルトにて研鑚を積んだ。現在は引き続き都響での演奏を中心に、オーケストラ・室内楽など多方面で活動している。近年はバロックバスーンやクラシックバスーンでの演奏にも興味をもち、いくつかの古楽器グループにも参加している。また東京芸術大学や山形大学教育学部において後進の指導にもエネルギーをそそいでいる。これまでにファゴットを森田格、菅原眸、岡崎耕治、クラウス・トゥーネマン、セルジオ・アッツォリーニの各氏に師事。




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