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B→C

◎東京オペラシティ リサイタルシリーズ
 B→C(ビートゥーシー):バッハからコンテンポラリーへ


1998年4月から始まったこのシリーズは、実力のある個性的な日本人演奏家による月一回の定期演奏会です。シリーズのタイトルが示すように、バッハの作品(B)と現代音楽作品(C)を軸とし、アーティストが自由にプログラムを組むことによって、独自のソロリサイタルの実現を目指しています。
3年目を迎えた今年は、古楽器からエレクトーンまで今まで以上にヴァラエティに富んだラインナップです。



2000.4.18[火]19:00
リサイタルホール

濱田芳通(コルネット&リコーダー)
濱田芳通(コルネット&リコーダー)

[共演]チェンバロ、トリプル・ハープ(アルパ・ドッピア)、オルガネット:西山まりえ


・バルトロメオ・デ・セルマ/コレンテ
・ダリオ・カステッロ/ソナタ第1番
・ジョバンニ・パオロ・チーマ/コルネットのためのソナタ
・野見祐ニ/ ゴッド・オンリー・ノウズ - コルネット独奏のための
(東京オペラシティ文化財団委嘱作品・世界初演)
・マルコ・ウッチェリーニ/ソナタ第9番《涙のパヴァーヌ》
・ジローラモ・フレスコバルディ/カンツォン第2番

・広瀬量平/讃歌
・ジョヴァンニ ・バティスタ・フォンタナ/ソナタ第2番《主よ、憐れみたまえ》
・J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番 ト長調BWV1007より アルマンド
・作者不詳/イスタンピッタ《美徳の始まり》
・野見祐ニ/ コルネットとチェンバロのためのシャコンヌ・デュオ
(東京オペラシティ文化財団委嘱作品・世界初演)
・ヤコブ・ファン・エイク/ 《笛の楽園》より
「英国のナイチンゲール」「ブッフォンス」「涙のパヴァーヌ」
・ヨハン・ショープ/ディミニューション《涙のパヴァーヌ》
・ジローラモ・フレスコバルディ/カンツォン《ラ・ベルナルディーナ》

・フランソワ・クープラン/恋のうぐいす
・トーマス・トレット/グラウンドによるディヴィジョン


[アンコール]
・濱田徳昭/子守歌


古楽アンサンブル、バッハ・コレギウム・ジャパンでも活躍するコルネット奏者、濱田芳通。東京音楽大学の創立者を曾祖父にもつ音楽一家の中で育った彼は、早くから古楽に興味をもち、リコーダーとコルネットを勉強。今回もその両方の音色を聴かせてくれます。彼の仲間で、あの坂本龍一とも活動している野見祐二氏によるコルネットのための新作も楽しみ。




2000.5.16[火]19:00
リサイタルホール

辻 裕久(テノール)

辻 裕久(テノール)

[共演]ギター:佐藤紀雄、ピアノ:なかにしあかね


・J.S.バッハ=ブリテン/5つの聖歌より
・ティペット/エアリエルのための歌
・ブリテン/中国の歌 作品58
・ブリテン/カンティクル第1番《愛した者はわがもの》作品40
・なかにしあかね/アナベル・リー(世界初演)
・バートウィスル/ THE SADNESS OF KOMACHI
for Tenor and Piano with four prepared notes
(東京オペラシティ文化財団委嘱作品・世界初演)
・ウォルトン/アノン・イン・ラヴ

[アンコール]
・ブリテン編曲/ 「フォークソング・アルバム」より
・I will give my love an apple
・Sailor - boy
・イギリス民謡/グリーン・スリーヴス


ロンドンで研鑚を積み、日本のみならずイギリスや欧米でも活躍しているテノール歌手、辻裕久。このリサイタルの目玉は、彼が親しくしているイギリスの作曲家、サー・ハリソン・バートウィスルへの委嘱作の世界初演。イギリスの現代歌曲を聴いてみませんか?



2000.6.13[火]19:00
リサイタルホール

渡辺睦樹(エレクトーン)

渡辺睦樹(エレクトーン)


・シェーンベルク/地には平和を 作品13
・ヒンデミット/ 組曲《1922年》作品26より
「行進曲」「夜曲」「ラグタイム」
・J.S.バッハ/ 18のコラール集より
《来たれ精霊、主なる神》BWV651
《おお愛する魂よ、汝を飾れ》BWV654
《いと高きにある神にのみ栄光あれ》BWV664
・リゲティ/ハンガリー風パッサカリア
・リゲティ/ハンガリーのロック
・ブラームス:ピアノソナタ第3番 ヘ短調 作品5

[アンコール]
・レーガー/ 52のやさしいコラール前奏曲より 33.「おお汚れなき神の子羊」


5歳からエレクトーンを始め、名古屋大学在学中、パリで開催されたインターナショナルエレクトーンフェスティバル'88で最優秀賞を受賞。卒業後に本格的な演奏活動を開始した渡辺睦樹。ドイツに留学し作曲理論、ピアノ、声楽伴奏を勉強し、98年秋に帰国したばかり。このシリーズでは異色となるエレクトーンという楽器の可能性に興味がわきます。




2000.9.12[火]19:00
リサイタルホール

若尾圭介(オーボエ)

若尾圭介(オーボエ)

[共演]ピアノ&チェンバロ:寺嶋陸也


・J.S.バッハ/ オーボエ・ソナタ 変ホ長調
(原曲:《フルート・ソナタ》BWV1031)
・モーツァルト/ オーボエ・ソナタ イ長調
(原曲:《ヴァイオリン・ソナタ》K.526)
・プーランク/オーボエとピアノのためのソナタ
・ジョン・ウィリアムズ/ 《シンドラーのリスト》のテーマ
《E.T.》のテーマ
《グッドナイト・ムーン》より
「ザ・デイズ・ビトゥイーン・・・」〜若尾圭介のために
・M.アーノルド/オーボエとピアノのためのソナチネ 作品28

[アンコール]
・J.S.バッハ/オーボエ・ソナタ 変ホ長調より「シチリアーナ」


現在、ボストン交響楽団の副首席奏者であるオーボエの若尾圭介。13歳からオーボエを始め、80年に招きを受けてミシガン州のインターローケン・アーツ・アカデミーに特別編入。その後、特待生として入学したマンハッタン音楽院を卒業と同時にニューワールド・シンフォニー・オーケストラへ入団。そして現在、ボストン響のオーケストラ活動の傍ら、ニューイングランド音楽院で教鞭をとるという多忙な彼が、年に1度、帰国する時にあわせて行われるこのリサイタル。期待できます。




2000.10.24[火]19:00
リサイタルホール

ACTIVA(フルート&ピアノ)
ACTIVA(フルート&ピアノ)
フルート:千葉純子 ピアノ:黒田亜樹


・J.S.バッハ/フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調 BWV1031
・ドホナーニイ/フルートソロのためのパッサカリア 作品48-2
・J.S.バッハ=ブラームス/左手のためのシャコンヌ
・フラー/プレスト〜フルートとピアノのための
・望月京/インテルメッツィ
・ブーレーズ/フルートとピアノのためのソナチネ
・夏田昌和/フルートとプリペアードピアノのための赤道地方の歌
 (ACTIVA委嘱作品・世界初演)


[アンコール]
・J.S.バッハ/フルートとチェンバロのためのソナタ 変ホ長調より「シチリアーナ」


フルートの千葉純子とピアノの黒田亜樹の女性デュオ、ACTIVA(アクティヴァ)。個々にコンクール受賞歴のある彼女たちですが、97年現代音楽演奏コンクール「競楽III」でデュオで優勝。リサイタルでは各々が演奏するバッハ、そしてオリジナリティあふれる彼女たちの斬新な現代曲へのアプローチを感じてください。

→黒田亜樹さん(Pf)のホームページ「kuroaki.com」





2000.11.21[火]19:00
リサイタルホール

鈴木理恵子(ヴァイオリン)

鈴木理恵子(ヴァイオリン)

[共演]チェンバロ:高橋悠治、ヴォイス・パフォーマー:巻上公一


・J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリン・パルティータ第3番 ホ長調 BWV1006
・高橋悠治/Le double de Paganini
・J.S.バッハ/ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第1番 ロ短調 BWV1014
・アラン・リドー/フェルディナンド〜声とヴァイオリン・ソロのための
・イサン・ユン/大王のテーマ
・J.S.バッハ/ヴァイオリンとチェンバロのためのソナタ第3番 ホ長調 BWV1016

[アンコール]
・ピアソラ/ミロンガ
・ピアソラ/タンティ・アンニ・プリマ(マヴェ・マリア)


23歳で新日本フィルハーモニー交響楽団副コンサートマスターに就任し、退団した現在、ソロ、ゲスト・コンサートマスター、室内楽と幅広い活動をしているヴァイオリニスト、鈴木理恵子。今回はヴォーカルの巻上公一と作曲家でありながら演奏活動も活発な高橋悠治との共演が目を惹きます。





2000.12.12[火]19:00
リサイタルホール

清水直子(ヴィオラ)

清水直子(ヴィオラ)

[共演]ピアノ:オズガー・アイディン


・マラン・マレ/5つの古いフランス舞曲
・ブリテン/ラクリメ〜ジョン・ダウランドの歌曲によるリフレクション 作品48
・ヒンデミット/無伴奏ヴィオラソナタ 作品11-5
・J.S.バッハ/ヴィオラ・ダ・ガンバとチェンバロのためのソナタ第1番 ト長調 BWV1027
・ケンジ・バンチ/ヴィオラとピアノのための組曲(1999)

[アンコール]
・ダウランド/If my complaints(「ブリテン/ラクリメ」の原曲)


94年より今井信子氏に師事し、ミュンヘン国際コンクール優勝など数々の受賞歴を誇る若手ヴィオリスト、清水直子。欧米各地でのデビューリサイタルはいずれも絶賛を博しています。新進気鋭の米の若手作曲家、ケンジ・バンチの作品は99年2月のニューヨーク・デビューの時に彼女に捧げられた曲です。




2001.1.23[火]19:00
リサイタルホール

向山佳絵子(チェロ)

向山佳絵子(チェロ)

[共演]ピアノ:江口玲


・メンデルスゾーン/協奏的変奏曲 作品17
・J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第2番 ニ短調 BWV1008
・ペルト/鏡の中の鏡
・武満徹/オリオン
・ドビュッシー/チェロとピアノのためのソナタ
・メシアン/《世の終わりのための四重奏曲》から「イエスの永遠性への賛歌」


[アンコール]
・ラヴェル/ハバネラ形式の小品
・サンサーンス/白鳥(ハイフェッツ版)


日本を代表する実力派チェリストとして活躍している向山佳絵子。日本音楽コンクールやガスパール・カザド国際チェロコンクールなどで優勝し、常に高い評価を受けています。その彼女がこのリサイタルのために何度も考え抜いたプログラム。

[オン・エアー情報]
2001年4月11日[水]19:20─21:00 NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」



2001.2.13[火]19:00
リサイタルホール

池松 宏(コントラバス)

池松 宏(コントラバス)

[共演]ピアノ:中川俊郎


・J.S.バッハ〜ラムジエ/ 《プレリュードとギャラントリー》から
第1番「プレリュード」
・F.ラバト/プーシャ・ダス
・コダーイ/エピグラム
・プロート/《カルメン・ファンタジー》から第1、2楽章
・ペルト/鏡の中の鏡
・ベリオ/コントラバス・ソロのための《プシュ》
・川島素晴/ 《パgani蟹》Paganinissimo
〜コントラバス・ソロのための(1999)
・J.S.バッハ〜ラムジエ/ 《プレリュードとギャラントリー》から
第5番「プレリュード」
・タバコフ/モティヴィ
・ピアソラ〜ブラガート/キーチョ
・ヴィラ・ロボス〜プリムローズ/ 《ブラジル風バッハ第5番》から
「アリア
(カンティレーナ)
・J.S.バッハ〜中川俊郎/ 《無伴奏フルート・パルティータ》イ短調 BWV1013
〜コントラバスと鍵盤楽器のための
(東京オペラシティ文化財団委嘱作品・世界初演)

[アンコール]
・J.マイヤーズ/カヴァティーナ


現在、NHK交響楽団首席奏者をつとめる池松宏。オーケストラ活動の傍ら、ストリング・アンサンブル"ヴェガ"を主宰したり、プレイアード五重奏団のメンバーとして現代曲の演奏や初演に積極的に取り組んでいます。




2001.3.6[火]19:00
リサイタルホール

永野英樹(ピアノ)

永野英樹(ピアノ)


・バートウィスル/ハリソンの時計 より 第1、2楽章
・J.S.バッハ〜ブゾーニ/ 《コラール編曲集》から
「いざ喜べ、愛するキリストのともがらよもろともに」BWV734
・バートウィスル/ハリソンの時計 より 第3楽章
・J.S.バッハ〜ブゾーニ/ 《18のコラール集》から
「いざ来たれ、異教徒の救い主よ」BWV659
・バートウィスル/ハリソンの時計 より 第4、5楽章
・リゲティ/ 《ピアノのための練習曲集》第1巻から
第6番「ワルシャワの秋」
・J.S.バッハ〜リスト/幻想曲とフーガ ト短調 BWV542
・J.S.バッハ/イギリス組曲第2番 イ短調 BWV807
*曲順が変更になりました。
[アンコール]
・J.S.バッハ〜ブゾーニ/ 《オルガン小曲集》から
「主イエス・キリスト、われ汝を呼ぶ」BWV639
・J.S.バッハ〜ブゾーニ/ 《コラール編曲集》から
「いざ喜べ、愛するキリストのともがらよもろともに」BWV734


91年にパリ高等音楽院ピアノ科を日本人男性で初めて満場一致の首席で卒業した永野英樹。95年にブーレーズが主宰するアンサンブル・アンテルコンタンポランのソロ・ピアニストとして迎えられるという快挙を成し遂げ、現在もパリに在住して活躍しています。そんな彼の力量が存分に味わえるこのリサイタル。聴き逃せません。

[オン・エアー情報]
NHK-FM「ベスト・オブ・クラシック」 放送日未定





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