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B→C

◎東京オペラシティ リサイタルシリーズ
B→C(ビートゥーシー):バッハからコンテンポラリーへ(年10回公演)


このシリーズは、実力のある個性的な日本人演奏家による月一回の定期演奏会です。シリーズのタイトルが示すように、バッハの作品と現代音楽作品を軸とし、各演奏家が自由にプログラムを組むことによって、独自のより個性的なソロリサイタルの実現を目指しています。



1999.4.6 [火] 19:00
リサイタルホール

川本嘉子(ヴィオラ)

[共演]チェンバロ:曽根麻矢子


・J.S.バッハ/ヴィオラ・ダ・ガンバ ソナタ ト長調BWV1027
・ミヨー/ヴィオラソナタ 第1番op.240
・ペンデレツキ/カデンツァ
・C.P.E.バッハ/ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ ト短調(都合により曲目が変わり ました)
・ブリテン/エレジー(都合により曲目が変わりました)
・シュニトケ/古い様式による組曲






1999.5.4 [火] 19:00
リサイタルホール

吉野直子(ハープ)


・J.S.バッハ=グランジャーニー編曲/プレリュード(無伴奏ヴァイオリンパルティー タ第3番より)
・J.S.バッハ=グランジャーニー編曲/フーガ(無伴奏ヴァイオリンソナタ第1番より)
・徳山美奈子/オリエンタル・ガーデン(1998)
・J.S.バッハ/イタリア協奏曲 ヘ長調BWV971
・M.シェーファー/アリアドネの冠(ハープ・ソロ、パーカッションとテープのための)
・武満 徹/スタンザU
・クシェネック/ハープ・ソナタ op.150(都合により曲目が変わりました)
・ハチャトゥリアン/2つの小品《東洋的な踊り》《トッカータ》






1999.6.8 [火] 19:00
リサイタルホール

彦坂眞一郎(サクソフォン)

[共演]ピアノ:東井美佳


・J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番
・インドリッチ・フェルド/ソナタ
・ムーチンスキー/ソナタ
・シュトックハウゼン/友情に
・フィル・ウッズ/ソナタ






1999.9.7 [火] 19:00
リサイタルホール

村治佳織(ギター)


・バード/ウイロビー卿のご帰館
・バッチュラー/ムッシュー・アルメイン
・ダウランド/涙のパヴァーヌ
・J.S.バッハ/シンフォニア〜カンタータ第156番より
・スカルラッティ/2つのソナタ
・メルツ/ウェーバーの主題によるカプリスop.50
・パガニーニ/カプリスop.1-24
・武満 徹/《森の中で》より「ウェインスコット・ポンド」
・バークリー/ソナタ
・バリオス/森に夢見る
・ヴィラ=ロボス/2つのプレリュード
・プホール/あるタンゴ弾きへの哀歌





1999.10.12[火]19:00
リサイタルホール
「カルテット・アルモニコ(弦楽四重奏)」


・J.S.バッハ/《フーガの技法》より  コントラプンクトゥス1,2,4,8,9,11,12,転回形12
・リゲティ/弦楽四重奏曲第2番
・ドビュッシー/弦楽四重奏曲ト短調作品10


「私のもっとも期待する日本の若いカルテットです。」今井伸子

カルテット・アルモニコは女性3人+男性1人の編成の若手弦楽四重奏団です。東京芸術大学大学院に、個人としてではなく「カルテット」として在籍中という、日本では特別なグループ。名前の通り、フレッシュな「調和(アルモニコ)」でバッハ、リゲティ、そしてドビュッシーの弦楽四重奏曲に挑みます。
世界的ヴィオラ奏者の今井信子さんからも上記のようなお墨付きをもらった彼らの堅実にして新鮮なコンサートをお楽しみ下さい。





1999.11.16[火]19:00
リサイタルホール

二村英仁(ヴァイオリン)

[共演]ピアノ:浦壁信二


・J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンソナタ 第3番 イ短調BWV1005
・M.ピラティ/前奏曲、アリアとタランテラ〜古いナポリ民謡のモチーフによる〜( 日本初演)
・グバイドゥーリナ/綱の上のダンサー
・ショスタコーヴィチ/ヴァイオリン・ソナタ 作品134



 

1999.12.7[火]19:00
リサイタルホール

山田武彦(ピアノ)


・J.S.バッハ/協奏曲 ニ長調BWV972(ヴィヴァルディ/ヴァイオリン協奏曲より)
・ラフマニノフ/プレリュードとフーガ(J.S.バッハ/無伴奏ヴァイオリンパルティー タ第3番より)
・リスト/バッハの名による幻想曲とフーガ
・J.S.バッハ=ブゾーニ/シャコンヌ
・ヴィラ=ロボス/ブラジル風バッハ 第1番
・山田武彦/BACHの主題によるようでよらない幻想曲
・J.S.バッハ/平均律クラヴィア曲集 第1部 第10番 ホ短調



バッハから自作まで、ピアノでたどる「現代までのバッハ」の夕べ

山田武彦は、東京芸術大学で作曲を学んだ経歴を持つピアニスト。「自分にとって作曲は、創作活動というよりも演奏にくっついているもの」と語る彼の音楽は、華麗な演奏テクニックに作曲家ならではの深い解釈を備え、それでいて決して難解には聴こえず、聴くものを心から楽しませてくれることでしょう。 J.S.バッハを始めとして、もともとクラシックの作曲家の多くは演奏家を兼ねていましたが、彼はその大先輩たちを振り返りつつ自作も含めた「バッハへのオマージュ」というべきプログラムを組みました。
バッハ自身がオルガン用に編曲したヴィヴァルディ作品を山田がピアノ用に編曲した《協奏曲》に始まり、ラフマニノフ、リスト、ブゾーニらのバッハにまつわるピアノ曲が続きます。ヴィラ=ロボスの《ブラジル風バッハ第1番》はチェロ8本の曲ですが、これまた山田編ピアノ版での演奏。注目の自作《バッハの主題によるようでよらない幻想曲》は、山田が「ちょっと小うるさい親父のようで徳川家康みたい」とユーモラスに表現するバッハへのオマージュです。最後は
平均律で終わる今回限りのスペシャルプログラム!!お聞き逃しなく。




2000.1.25[火]19:00
リサイタルホール

森川栄子(ソプラノ)

[共演]ピアノ、オルガン:山口研生


・J.S.バッハ/「シェメッリ歌曲集」より
・H.G.プフリューガー/バッハのトッカータによせて
・ライマン/「メルズィーネ」への追作
・林光/ソプラノとピアノのための「愛の歌」
・パク=パーン/狼烟(のろし)
・N.カスティリォーニ/バルダサルかく語りき
・リゲティ/ミステリー・オブ・ザ・マカーブル



「コンテンポラリーの歌姫」による現代声楽曲の醍醐味

ベルリン在住のソプラノ森川栄子による、東京では初となるソロ・リサイタル。バッハによる賛美歌4曲以外はすべて現代曲という意欲的なプログラムです。 プフリューガー作品は、バッハの《トッカータ ニ短調》の旋律にヘルマン・ヘッセの詩が付いた、まさに「B→C」にうってつけの1曲。続いては彼女が何度となく取り上げてきたライマン、林光、パク=パーン、カスティリォーニらの作品。そして、彼女が世界初演をしているリゲティ《ミステリー・オヴ・ザ・マカーブル》。オペラ《グラン・マカーブル》の秘密警察長官のパートをリゲティ自身がソプラノ+ピアノ版にまとめたもので、ノストラダムスの大予言をパロディ化したタイムリー(?)な曲です。 太鼓をたたきながら歌い、西洋音楽では使わない喉のヴィブラートを用い、口だけ動かして声を出さない・・・などなど、様々な表現が盛り込まれ、オルガン、ピアノ、打楽器ありの盛りだくさんの内容。「普段あまり現代曲を聴かない方にも興味を持ってもらえば」と語る森川の言葉どおり、「現代ものはおもしろい!!」を実感できるリサイタルです。






2000.2.29[火]19:00
リサイタルホール

外囿祥一郎(ユーフォニアム)

[共演]ピアノ:白石光隆


・J.S.バッハ(磯田健一郎・外囿祥一郎編曲)/ソナタ ハ短調 BWV1017(ヴァイオリンソナタ ハ短調 BWV1017より)
・プーランク(磯田健一郎編曲)/フランス組曲
・J.バック/コンサート・ヴァリエーションズ
・ピアソラ(磯田健一郎・外囿祥一郎編曲)/6つのタンゴ・エチュードより第1, 4 , 6番
・吉松隆/レグルス回路(ピアノ独奏)
・吉松隆/メタルスネイル組曲(東京オペラシティ文化財団委嘱作品・世界初演)

 
「奇跡の自衛隊員」外囿祥一郎がユーフォニアムの現在(いま)を存分に聴かせます!

航空中央自衛隊員でありながら、数々のコンクールで受賞し、今や世界屈指のユーフォニアムプレイヤーとして活躍している外囿祥一郎(ほかぞのしょういちろう)。今回は彼の、そしてユーフォニアムという楽器の魅力を存分に堪能できるリサイタルです。

プログラムは、今回初挑戦となるバッハのヴァイオリンソナタ、彼が大好きなプーランク、ユーフォニアムのオリジナル作品であるジャン・バック、超絶技巧の連続であるピアソラ、吉松隆の委嘱作世界初演など、どれも聴き逃せません。普段、吹奏楽でしか使われることがないと思われがちなユーフォニアム。外囿のスーパープレイはそんなイメージを見事に覆してくれるでしょう。その楽器の意味の通り、東京オペラシティリサイタルホールに「豊かに響き渡る」外囿祥一郎の音楽の世界にぜひ足を踏み入れてみてください。


→外囿祥一郎氏のホームペー ジ

2000.3.28[火]19:00
リサイタルホール
中村 功(パーカッション)

・カーター/《4つのティンパニのための8つの小品》より即興、サエタ、マーチ
・J.S.バッハ/無伴奏チェロ組曲 ト長調 BWV1007
・トーマス・ラウク/B.A.V.のための打
・カーゲル/《エクゾティカ》よりソロ
・細川俊夫/線VI
・クセナキス/ルボン

 
熱血パーカッショニスト、中村功、東京初のリサイタル

ヨーロッパで最も信頼と評価の高いパーカッショニスト中村功。99年4月、大野和士指揮・東京フィルとの共演でカーゲルのティンパニ協奏曲を初演した際の圧倒的なパフォーマンスは記憶に新しいところです。

現代の作曲家たちと直に交流を重ねてきた彼ならではのプログラムは、マリンバで演奏されるバッハの《無伴奏チェロ組曲》以外全てコンテンポラリー作品という意欲的なものです。「自分の腕で言葉を伝えたい」と意気込む彼の演奏に、打楽器の現在、そして未来の可能性をも感じられることでしょう。

東京オペラシティ リサイタルシリーズ「B→C」のセカンドシーズンを締めくくるにふさわしいプログラム。お聞き逃しなく!






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