アートギャラリー 2019年度展覧会ラインナップ


2019年1月10日現在。(今後タイトル、会期等が変更になる場合があります。)

東京オペラシティ アートギャラリー 開館20周年

1999年の開館以来、近現代美術を中心に写真、映像、建築、デザイン、ファッションなどを含む幅広いテーマの展覧会を開催してきた東京オペラシティ アートギャラリーは、本年20周年を迎えます。これからも、新しく出会うアートに心を躍らせ、様々な企画に取り組んでまいります。

「20」の数字が4つに分割された開館20周年のロゴは、当館の4つの展示室を表すと同時に、さまざまな活動が、それぞれ独自性をもちつつ不可分に結びついていることを表現しています



2019.04.20[土]- 06.23[日]

トム・サックス ティーセレモニー ギャラリー 1&2

現代の資本主義社会へのアイロニーとユーモアが共存する奇抜で力強い造形作品によって、世界的に注目を集めるニューヨーク在住のアーティスト、トム・サックス(1966- )。本展は、独自のまなざしで日本の文化を見つめ、深いリスペクトを向けるアーティストが、ティーセレモニー(茶会、茶道)に取り組んだもので、2016年にニューヨークのイサム・ノグチ美術館で開催され、好評を博しました。日用品や工業用素材で作られた茶碗、釜、柄杓などの茶道具の数々。水屋、茶室、池なども配され、現代の日用品と「茶の湯」が出会う、ユニークで斬新な展覧会です。外国人アーティストの目に映る、真新しく、しかも楽しい日本の姿は、私たち日本人が見落としてきた価値観や世界観にあらためて気づかせてくれる貴重な機会となるでしょう。多様な価値観の共存が求められる今日、異文化交流の新たな可能性を提起します。

トム・サックス《Chasen》

《Chasen》
2015

収蔵品展066
寺田コレクション(仮題) ギャラリー 3&4

project N 75
衣真一郎 4Fコリドール

2019.07.10[水]- 09.23[月]

ジュリアン・オピー(タイトル未定) ギャラリー 1&2

イギリスを代表する現代アーティストの一人、ジュリアン・オピー(1958- )。点と線という最小限の視覚言語で構成された人物像やポートレート、風景などが、絵画、彫刻、映像そしてインスタレーションとして展開されます。オピーは1980年代よりヨーロッパのアートシーンで頭角を現し、その作品は世界の主要な美術館に所蔵され、イギリスの現代美術を語るうえで欠かせない重要なアーティストです。グラフィックデザインやアニメーションともシンクロするオピーの平面作品は、絵画という枠にとどまらないハイブリッドな魅力に満ち溢れています。また、オピーは日本の浮世絵のコレクターでもあり、輪郭線を強調した彼の特徴的な作風も浮世絵から着想を得ています。さまざまなジャンルが融合し、グローバル化がますます進行する現代において、オピーの作品は重要な示唆を与えてくれるものといえるでしょう。

ジュリアン・オピー《Running 1》

《Running 1》
2018

収蔵品展067
池田良二版画展(仮題) ギャラリー 3&4

project N 76
末松由華利 4Fコリドール

2019.10.19[土] - 12.15[日](予定)

カミーユ・アンロ(タイトル未定) ギャラリー 1&2

ニューヨーク在住のフランス人アーティスト、カミーユ・アンロ(1978- )は、映像、彫刻、ドローイング、インスタレーションなどさまざまなメディアを駆使し、「知」と「創造」の新しい地平を探求する作家です。作品は膨大なリサーチにもとづいたもので、その領域は文学、美術史、天文学、人類学、博物学、デジタル化された現代の情報学など多岐にわたりますが、それらを単なる知識ではなく広義の教養として受容したうえで、天地万有的(universal)ともいえる統合と創造へと昇華させます。第55回ヴェネチアビエンナーレ(2013)で銀獅子賞を受賞、2017年にはパリのパレ・ド・トーキョーを全館使用した大規模個展を行うなど、現代美術家として大きな注目を集めるアンロを総合的に紹介する本展では、日本初公開の大型インスタレーションなどにより、彼女の壮大な知への冒険と、人間の持つ創造の力が提示されることでしょう。

カミーユ・アンロ

《The Pale Fox》
2014
パレ・ド・トーキョーでの展示風景
photo: Zachary Tyler Newton
courtesy of the artist and kamel mennour (Paris/London); Metro Pictures (New York) Galerie König (Berlin) © ADAGP, Paris 2017

収蔵品展068
李禹煥版画展(仮題) ギャラリー 3&4

project N 77
山田七菜子 4Fコリドール

2020.01.11[土]- 03.22[日]

白髪一雄(タイトル未定) ギャラリー 1&2

具体美術協会(1954-1972)の中心メンバーとして知られる画家・白髪一雄(1924-2008)。1955年頃より、天井から吊したロープにぶら下がり、床に広げたキャンバスに足で滑走して描く作品の制作により、未知の領域を切り拓きました。白髪の手法は、身体運動(アクション/パフォーマンス)と絵画をダイレクトに結びつけるラディカルさで当時から大きな注目を集めました。協会解散後も先鋭な制作原理を貫いた白髪の作品は、絵具の滴り、滲み、粘性や流動性、堅牢さといった、物質に根ざした油彩画の魅力を存分に湛えており、今日、改めて内外の高い評価を得ています。白髪の探求は、人間の資質をいかに伸ばすかという問題や、宗教的な精神性の問題など、独自の人間学的なアプローチを含んでおり、改めて様々な視点からの検証を待っています。本展は、東京で初の美術館での個展として、白髪一雄の活動を検証するものです。

白髪一雄《貫流》

《貫流》
1973 東京オペラシティ アートギャラリー蔵
photo: 早川宏一

収蔵品展069
愛について(仮題) ギャラリー 3&4

project N 78
今井麗 4Fコリドール

TODAY'S ART GALLERY

  • 2019年1月17日[木]
    本日の開館時間 11:00 - 19:00
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